空自が「航空宇宙自衛隊」に? 実はもう地球では珍しくない「宇宙軍」 何をするのか?

宇宙へと活動領域を拡大する予定の航空自衛隊は、1954年の発足以来、初めてその呼称が見直される見込みです。その名も「航空宇宙自衛隊」。こうした「宇宙軍」的な組織呼称は、実は世界的にそう珍しいものではありません。

宇宙軍の任務は宇宙ロケットや人工衛星の打ち上げ監視

 そしてもうひとつが、統合軍として設けられている場合、これはフランスなどが当てはまります。この統合軍型は、既存の陸海空軍の軍人が集められ編成されているもので、独立した軍種ではなく、あくまでも宇宙分野を担当する組織といえます。

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東京都新宿区市ヶ谷にある防衛省(柘植優介撮影)。

 フランスの場合は空軍の指揮下にあり、司令官は空軍准将が務めます。フランスは将来的に空軍の名称を「空・宇宙軍」に変える意向のようで、それを踏まえたものと考えられます。

 また上述したような「航空宇宙軍」や「宇宙軍」といった名称ではないものの、宇宙エリアを担う組織としては中華人民共和国(中国)の「ロケット軍」があります。この部隊は、地上発射型の弾道ミサイルや長距離巡航ミサイルなどを専門に扱う組織で、陸海空軍に肩を並べる独立した軍種として設けられており、宇宙ロケットの打ち上げや人工衛星の管理など、宇宙分野の任務も担当しています。

 このように国ごとに、役割や思惑の違いから宇宙を担当する組織は様々ありますが、どの国の組織も、現状では弾道ミサイル防衛やロケット発射、人工衛星の運用管理を見据えて宇宙の名を用いており、SFの世界に出てくるような地球の外、いわゆる宇宙空間での積極戦闘を想定したものではありません。

 太陽系の外に出撃するような「宇宙軍」が設立されるのは、まだまだ先のようです。

【了】

【写真】アメリカ宇宙軍のオペレーションセンター内部の様子

Writer:

子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。

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コメント

4件のコメント

  1. 配信停止してください

    • わかりました

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      厚くお礼申し上げます。

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      このたびはご不便をおかけし申し訳ございません。

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  2. 中国人民解放軍戦略支援部隊が人工衛星の運用を担当しているとの噂ですね

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