米軍「戦う航空管制員」CCTの奮闘 東日本大震災 津波受けた仙台空港を救援拠点にせよ

「戦闘管制員」とはアメリカ軍における役職のひとつで、戦闘地域での航空管制などを担当する隊員のことです。東日本大震災の際には仙台空港で、わずか6時間で空港機能を回復、輸送機を着陸させていました。その職務を追います。

自衛隊におけるCCTに類似した職種とは?

 CCTはまた、仙台空港で行ったような、滑走路をはじめとする航空施設の状況、状態確認も任務のひとつです。戦闘では特殊部隊と共に行動することが多く、卓越した知力、体力、戦闘能力を兼ね備えたエリート兵士といえるでしょう。仙台空港の迅速な機能回復は、彼らの存在あってこそのものでした。

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2011年3月16日、仙台空港の滑走路について、C-130輸送機の着陸が可能かどうかを確認するCCT(画像:アメリカ国防総省)。

 任務などは少々違いますが、自衛隊にも類似する役職があります。まず精鋭部隊で知られる陸上自衛隊第1空挺団の「降下誘導小隊」です。降下地点に先遣し、部隊主力が搭乗する輸送機を無線などで誘導、的確に降下させるのが主任務です。また、同じく陸上自衛隊の「火力誘導員」は航空自衛隊と連携し、戦闘機による地上攻撃、特にレーザー誘導爆弾などによる攻撃を指示し、脅威を撃破。味方部隊の前進、展開を支援する隊員です。

 近年、自衛隊は統合運用、島しょ防衛、即応展開を重視しています。そうしたなか、尖兵として戦闘区域に進出し、主力部隊の進出や支援攻撃を誘導する隊員は今後、さらに重要な存在となり、各種作戦の要として活躍の場が広がるでしょう。

【了】

【写真】東日本大震災2日後 津波の水が引かない仙台空港を上空から

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元陸上自衛隊戦車乗員。戦車のみならず戦闘機をはじめとする軍用航空機、バイクレースなどの撮影、執筆を行っている。プロレス、ロック、ゲーム、ホビー、漫画類も大好物。

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