「長距離昼行高速バス」5選 日本最長は10時間超 「あえて昼に長距離移動」の魅力とは

昼行バスの代表格「昼特急号」とは?

 東京~大阪間にも昼行便が運行されています。

ジェイアールバス関東/西日本ジェイアールバス「東海道昼特急号」「グラン昼特急号」「青春昼特急号」

・運行区間:東京駅・新宿~京都・大阪
・運行距離:約524km
・運行時間:8時間04分~9時間50分(便により停車バス停が異なる)

 ジェイアールバス関東と西日本ジェイアールバスが東京~京都・大阪間で運行する「昼特急号」シリーズは、長距離昼行高速バスの代表格ともいえる路線のひとつです。

 もともとは、同区間で運行する夜行高速バス「ドリーム号」の昼行便として、「東海道昼特急大阪号」という名称で2001(平成13)年12月に運行を開始しましたが、片道6000円という安い運賃と、所要時間が8時間以上もかかる昼行高速バス路線の新規開設が話題を呼び、幅広い層の乗客から好評を得ました。2002年(平成14年)度には、「日経優秀商品・サービス賞」日経MJ(流通新聞)賞最優秀賞にも選定されたほか、「昼特急」という名称は、JRバスが関連するほかの長距離昼行路線にも採用されています。

 現在の東京~大阪間「昼特急号」は、使用車両によって名称が異なり、3列ノーマルシート「東海道昼特急」、3列クレイドル(ゆりかご)シート「グラン昼特急号」、4列シート「青春昼特急号」の3種類が運行されています。各車両ともトイレ、コンセント(またはUSBポート)を完備するほか、途中3か所のSAにて休憩をとります。

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JRバス関東の「グランドリーム」車両。昼行便「グラン昼特急」にも使用される(須田浩司撮影)。

 なお、2020年5月には、2階建て車両の2階に3列クレイドルシート、1階に4列シートを搭載した新型「グランドリーム」車両がデビューする予定です。

 首都圏~大阪間においてはこのほか、西日本ジェイアールバスが「横浜グラン昼特急大阪号」(横浜・町田~大阪)を運行しているほか、ウィラーエクスプレスやジャムジャムエクスプレスも同区間で昼行便を運行しています。

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コメント

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2件のコメント

  1. 寒気もろくにされず、密閉された狭苦しい空間の中に人と人とが近くて密集した状態が10時間以上も続く。

    新型コロナウイルスに感染する危険が非常に高い環境ですね。こんな記事を今、掲載してかまわないとでも思っているのでしょうか。常識がなさ過ぎますね。

    • 新幹線や飛行機と比較すれば、乗客数が少く、途中での乗客の入れ換えも無い分むしろ安全なのでは?
      換気がなされていないってのも勝手な印象論だし、批判したいがための批判って感じ。