「2000年製造の車両」5選 新幹線から通勤電車まで 人間でいえば大人の仲間入り
将来は8両編成化を予定
首都圏を走る私鉄の車両で、もうひとつ製造20年となる車両を紹介します。
埼玉高速鉄道2000系電車
埼玉高速鉄道2000系電車は、2001年3月28日の埼玉高速鉄道線赤羽岩淵~浦和美園間の開業用として製造された車両です。
2000年11月から12月にかけて6両編成7本(42両)、2001年1月から2月にかけて6両編成3本(18両)を製造。車体は、直通運転先の営団地下鉄(現在の東京メトロ)南北線9000系電車と仕様をあわせていますが、先頭部の形状は9000系と異なり平面になっているのが特徴です。
営業運転開始は埼玉高速鉄道線が開業する前の2001年3月23日。直通先となる赤羽岩淵~東急目黒線武蔵小杉間で行われ、開業前日まで埼玉高速鉄道線内は回送で乗務員訓練が行われたという、少し変わった経緯を持っています。
なお、埼玉高速鉄道では、サービス向上と輸送力増強のために、2022年度上期予定で8両編成の列車を運転することを発表。2000系は順次8両編成になる予定です。
【了】
京王9000系だけ写真を載せない理由って…?
製造20年目の車両を「大人の仲間入り」と称するのは認識が間違っていると思います。私たちは赤ちゃんの頃、仕事をすることができませんでした。
それに引き換え電車は生まれた年からバリバリ働いています。電車の製造年を人間に例えるなら誕生ではなく社会人デビューに相当するのではないでしょうか。
ホントこれだわ