日本初EV救急車登場 特徴は排ガスを出さないのみならず 各種メリットと池袋配備のワケ

――配備先が池袋消防署の「デイタイム救急隊」になったのには、なにか理由がありますか。

 EV救急車が配備された「デイタイム救急隊は」、2019年5月17日に東京消防庁において発足した、平日の日勤時間帯のみ活動する、いわゆる時短勤務の救急隊です。育児や介護などで24時間勤務が難しい救急隊員を有効活用する新たな取り組みで、働き方改革に東京消防庁が対応する形で生まれました。

 EV救急車には消防救急車として初めて電動ストレッチャーが備えられているため、これにより労務負担の軽減効果が期待されることから、女性職員が活用することでどれだけ労務負担が軽減されるか確認する目的もあり、試行的に「デイタイム救急隊」に配備しました。

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池袋消防署に配備された日本初のEV救急車。後部扉は跳ね上げ式ではなく観音開き式(画像:東京消防庁)。

――今後EV救急車を増やしていく予定はあるのでしょうか。

 まずは、導入されたEV救急車を含む各種電気自動車の運用状況を確認しながら、救急車に限らず、EV(電気自動車)、FCV(燃料電池自動車)、PHV(プラグインハイブリッド自動車)といった車両の導入について検討してまいります。

※ ※ ※

 東京消防庁はEV救急車以外にも、3輪式電気自動車がベースの「EV緊急自動車」を、消防車と同じ真っ赤なボディで2020年1月より運用しています。

 今後の運用実績次第では、EV仕様の消防救急車両は数を増やすかもしれませんね。

【了】

【写真】日本初のEV救急車の内部

Writer: 柘植優介(乗りものライター)

子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。

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