長持ちすぎる軍用機5選 2020年に現役のレシプロ複葉機や日本仕様「ファントムII」ほか

長く使われるということは、その航空機の信頼性が高いことの証明でもあります。ただ、いくら何でも長く使いすぎだろうという機体もいくつか存在します。そのなかでも特に目立って長寿な機をピックアップしました。

様々な事情で長年配備されている機体たち

 愛着のあるものを長年使い続けるということは誰でもあるかと思いますが、これが公共機関となると話が違います。常に新しいものに刷新していかないと業務に支障をきたします。

 ところが軍隊ではたまに、代わるものがない、あるいはコストパフォーマンス上の理由などから、何十年も配備され続ける装備品があります。そのような、長持ちすぎる軍用機を5つ挙げていきます。

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An-2輸送機。NATOコードネームは「コルト(小馬)」(画像:アメリカ空軍)。

当時の基準から考えても古めかしい作りだった「アントノフ An-2」

 1947(昭和22)年にソ連のアントノフ設計局が開発したAn-2は、複葉機に星形レシプロ(ピストン)エンジンという、当時の基準から考えても古めかしいデザインの輸送機でした。しかし堅実な設計ということで故障も少なく、レーダーに映りにくい断面を持つという特徴から重宝され、2020年現在もロシアで空挺降下の訓練などに使用されるほか、北朝鮮ではまだ実戦部隊に配備されているとの噂もあります。

 民間向けの、農作業や地質調査に使用されている機体も多く、現在ウクライナで航空機の製造を行っている、アントノフ設計局を前身とするO・K・アントーノウ記念航空科学技術複合体の原点ともいえる機体です。設計を担当したオレグ・アントノフ自身も「私の最大の成功」との言葉を残しています。

【画像】退役間近「ラストファントム」を彩る「ファントム ザ スプーク」

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