国内初 燃料電池バス「SORA」を従業員送迎バスに導入 東京有明地区で運行 大新東

お値段およそ1億円ですが、自治体の補助金も出ているそうです。

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大新東が契約企業の従業員送迎バスに導入する燃料電池バス「SORA」(画像:シダックス)。

 シダックスグループの大新東(東京都渋谷区)は2020年6月16日(火)、ある契約企業の従業員送迎バスに、トヨタの燃料電池バス「SORA」を導入すると発表しました。従業員送迎バスで燃料電池バスを使用するのは国内初とのことです。

 大新東は2016年から、この契約企業の従業員およそ2000人の送迎バスを16台で運行しており、うち1台を「SORA」に切り替えるとのこと。6月22日(月)より、東京の有明地区にて運行するといいます。

「SORA」は路線バスタイプの車両で、水素を燃料とし、空気中の酸素との化学反応により発電、モーターを駆動させて走行します。大新東によると、これにより年間およそ20トンのCO2(二酸化炭素)削減につながるとのこと。環境性能に優れた車両として、2018年から東京都交通局(都営バス)や東急バスで導入が進んでいます。

 なお大新東は、企業や自治体などが保有する役員車の運行および車両管理(自家用自動車管理業)や、従業員送迎バスを含む一般貸切旅客自動車運送を手掛ける会社です。2020年6月現在、全国で約230台の従業員送迎バスを受託運行しているそうです。

【了】

【写真】カレーがつくれる「SORA」

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1件のコメント

  1. まだやってたのか?燃料電池ごっこ?