普通列車だけど見た目は特急 運賃だけで乗車可能 「青春18きっぷ」もOKなJRの区間とは
特急形車両は通常、運賃とは別に特急料金などを支払って乗るものです。しかしこの特急形車両の列車に運賃だけで乗れる列車があります。その例をいくつか紹介します。
途中から普通や快速になる特急列車
リクライニングシートや洗面所などといった特急形車両の車内設備は、特急料金を別途支払った場合に利用できる特権のようなものです。しかしJR線には運賃のみで特急形車両に乗れる場合があります。2020年8月現在の例をいくつか紹介します。
東京~安房鴨川間を走る特急「わかしお」のうち17号と21号は、勝浦~安房鴨川間で全席自由席の普通列車として運転されます。車両は特急形のE257系電車です。市販の時刻表にも、当区間が普通列車で運転される旨が記載されています。
東京都区内と神奈川県西部を東海道本線経由で結ぶ「湘南ライナー」の下り列車は、大船(一部は藤沢)~小田原間は快速列車として運転されます。車両は特急形の185系電車と、特急形ではありませんが2階建ての215系電車が使われます。
同じく東海道本線の浜松~豊橋間などでも、特急形の373系電車が普通列車に使われる時間帯があります。
逆もあるぞ!中央線の初代急行かいじ
スカ色115系で急行料金w
翌年のダイヤ改正で地方の快速列車が激減しちゃいましたね。