宮武和多哉(旅行・乗り物ライター)の記事一覧
Writer: 宮武和多哉(旅行・乗り物ライター)
香川県出身。鉄道・バス・駅弁など観察対象は多岐にわたり、レンタサイクルなどの二次交通や徒歩で街をまわって交通事情を探る。路線バスで日本縦断経験あり、通算1600系統に乗車、駅弁は2000食強を実食。ご当地料理を家庭に取り入れる「再現料理人」としてテレビ番組で国民的アイドルに料理を提供したことも。著書「全国“オンリーワン”路線バスの旅」など。
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路線バス乗り継ぎ「大阪~下関」全記録 乗り換え50回超の山陽路 実は「乗り得バス」多し
大阪駅から山口県下関市まで、路線バスで乗り継ぐと、どのようなルートが考えられるでしょうか。総計で1週間がかりの旅になりますが、瀬戸内海の絶景や人々の生活を噛みしめるように味わうことができます。
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東京メトロ新線「豊洲~住吉」なぜ必要? コロナで役割変化 沿線は路線バスの超ドル箱!
東京メトロ有楽町線の豊洲駅から北側に分岐する支線の計画が、早期の事業化に向けて前進しています。当初想定されていた「臨海副都心への輸送」という役割が揺らぐなか、“最後のキップ”をつかんだ有楽町線支線、その必要性は地元の地上に表れています。
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ケーブルカーから“人力”まで 変わり種の乗りもの「坂道シリーズ」5選 登った先には何が
国土面積の多くを山が占める日本では、勾配を克服するための乗りものが欠かせません。実はそれも多種多様。観光地や住宅地など、地形と乗る人に合わせて工夫された乗りものが適材適所でつくられています。
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まるで「西鉄バス専用参道」 日本三大八幡の境内に通じる廃線跡の不思議な道 名残は随所に
福岡市東区の筥崎宮の前には、路線バスのみ通行可能な専用道があり、大型の路線バスが参道を横切るように走り抜けていきます。もともと鉄道の廃線跡を活用したもので、その名残を随所に見て取ることができます。
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「高速そば」閉店は序章か? 新開地駅&メトロこうべ 昭和レトロ消えていく地下街
神戸高速鉄道・新開地駅の改札内にある「高速そば」が、2021年6月いっぱいで営業を終了しました。40数年も歴史を重ねた駅そばの閉店は驚きをもって迎えられていますが、実は新開地駅の改札内や地下街「メトロこうべ」も変わってきています。
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かしわうどんに「レモン」合う!? 九州駅グルメのド定番 65年越し新機軸が話題に
佐賀県・鳥栖駅の名物「かしわうどん」に新しいトッピング「レモン」が登場し、話題を呼んでいます。温かいうどんにレモンという一見ミスマッチな組み合わせは、食べてみたところかなり「アリ」でした。
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なぜ少数派「駅カレー」 実は個性派ぞろい? 駅そば店にも名カレー 超有名バスカレーも
駅構内で立ち食いそば・うどんは数あれど、「駅カレー」は多いようで意外と少ないのが現状です。しかし、その名店は全国に存在します。スパイスや出汁の組み合わせなどに多様さが見られ、提供する店の様々な個性も発揮されています。
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横須賀~北九州の東京九州フェリーに乗った 洋上BBQは新感覚! 船内使い倒しの21時間
7月1日に就航した「東京九州フェリー」で横須賀~北九州21時間の旅を体験、その詳細をレポートします。船内では様々なアクティビティもあるほか、仕事をするにもうってつけの環境。港の近くも見どころもあります。
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横須賀~北九州の東京九州フェリーなぜ生まれた 消えていった首都圏航路 状況は変化
横須賀と北九州を結ぶ「東京九州フェリー」が就航しました。近年こそ首都圏~九州で貨物を運ぶRORO船の航路開設が相次いでいますが、2000年代は、首都圏から航路が消えていった時代でした。首都圏航路をめぐる動きをまとめます。
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なぜこの時期に? 全国「2021年5~6月廃止/減便の路線バス」 やむを得ぬ決断も
路線バスのダイヤ改正は例年、4月や10月に行われますが、2021年は5・6月に行われるケースが多く見られます。なかには売上減少で、背に腹は変えられない改正となったケースもあります。