深水千翔(海事ライター)の記事一覧
Writer: 深水千翔(海事ライター)
1988年生まれ。大学卒業後、防衛専門紙を経て日本海事新聞社の記者として造船所や舶用メーカー、防衛関連の取材を担当。現在はフリーランスの記者として活動中。
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フェリーじゃないよ「RORO船」新造船が続々? トラックの受け皿とエコ両立の工夫「刃物のような船首」とは
新造のRORO船「ふがく丸」が進水。フェリーとともに、トラック輸送からの転換の受け皿となる船ですが、環境性能も両立させなければなりません。そのひとつの工夫が、上から下までストンと垂直に落ちるようなラインの船首です。
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「非常に感謝」国立科学博物館のクラファン“9億円”で史上最高額に でも「これ以上は難しい」ワケ
国立科学博物館が実施していたクラウドファンディングが9億円を超え成功を収めました。これを受け館長も感謝を述べましたが、同時にこれ以上はやりたくないとも明言しています。手放しで喜べないワケを聞いてきました。
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羽田にキター!! イギリス「ド派手な政府専用機」その正体は空軍の“空中給油機”!? 裏方機の華麗すぎる転身
G7外相会合や日英「2プラス2」に参加するイギリス外相を乗せた特別機が羽田に飛来しました。巨大な「ユニオンジャック」を描いた派手な外観が特徴ですが、実は本来の姿は空軍の“空中給油機”です。なぜ政府専用機になるのでしょうか。
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「電気代が足りない!」天下の国立科学博物館 なぜクラファンで資金調達せざるを得なくなったか 国は何を?
東京・上野の国立科学博物館がクラウドファンディングを実施し、一瞬にして目標額を集めました。しかし、これは裏を返すと我が国の博物館全体が危機的状況に陥っている証左でもあるとか。館長を直撃しました。
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「ミサイルになりきる」が役目!? リストラ決定の超激レア自衛隊機とは 異例のド派手ボディ機どうなっちゃうの?
海上自衛隊には、ミサイルになりきり護衛艦を「攻撃」する航空機があります。自衛隊の装備見直しによって間もなく退役してしまう、わずか数機の激レア機を機内含めて見学してきました。
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横浜になぜか「北方領土へ行くための船」現る! “住める船内“異例の公開は大盛況「大切な問題だ」
北方領土にパスポート・ビザなし渡航するための専用船「えとぴりか」が横浜港で一般公開されました。新型コロナやロシアによるウクライナ侵攻で北方四島に接岸できなくなった今、この船は新たな用途に使われ始めています。
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掃海艦、減らすはずでは? 「のうみ」進水で見えた海自の計画修正 もがみ型護衛艦の“弱点”めぐり見直し?
海上自衛隊があわじ型掃海艦を9隻取得する計画ですが、新造中のもがみ型護衛艦も掃海機能が付与されていたはず。なぜ、もがみ型とあわじ型の平行整備になったのでしょうか。
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民間で唯一「潜水艦の目」開発拠点、33年ぶり新装 進む艦艇の無人化 ソナー需要爆上がり!?
OKIが民間企業として唯一保有する「水中音響計測施設」が33年ぶりに新しくなり、運用を開始しました。リニューアル後は無人潜水機や無人水上機などにも対応できるようになったそう。実見し、関係者に話を聞いてきました。
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ついに建造開始「飛鳥III」どんなフネに? 日本初のLNG燃料クルーズ船 カギを握る受入れ環境整備
日本の新造クルーズ船「飛鳥III」の建造が開始。旅客船の最高峰ともいえるクルーズ船、その新型は初のLNG燃料船になります。施設面もエコの面でも日本の客船をリードする存在となりそうですが、受入れのための“環境整備”も必要です。
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もがみ型とどう違う? 海自「次世代護衛艦」の全貌 ひと回り大型化で「何でも屋」に割り切り?
海上自衛隊が調達を計画した次世代の護衛艦「新型FFM」。既存のもがみ型護衛艦もFFMの名で設計・調達されましたが、何が違うのでしょうか。一見すると外観こそ酷似しているものの、性能は似て非なるものになりそうです。