稲葉義泰(軍事ライター)の記事一覧
Writer: 稲葉義泰(軍事ライター)
軍事ライター。現代兵器動向のほか、軍事・安全保障に関連する国内法・国際法研究も行う。修士号(国際法)を取得し、現在は博士課程に在籍中。小学生の頃は「鉄道好き」、特に「ブルートレイン好き」であったが、その後兵器の魅力にひかれて現在にいたる。著書に『ここまでできる自衛隊 国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている』(秀和システム)など。
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木造船いまだ現役、海自の掃海艇とその任務とは? 世界に貢献する技術の背景と今後
海上自衛隊の船といえば、おそらく大きくて武装も強力な護衛艦を想像されるでしょう。しかし、海上自衛隊にはそれよりずっと小型でしかも船体は木材でできた船がある、と聞けば驚く人もいるかもしれません。
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防空システム「イージスアショア」の特徴は? 導入で、日本が得られる大きなメリットとは
日本政府が導入を目指す「イージスアショア」について連日報道がなされていますが、そもそもどのようなもので、導入することによりどのようなメリットがあるのかを解説します。
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ロケット砲が「高機動」をうたうワケ 活用広がる米「HIMARS」と日本の島しょ防衛問題
「即応性」や「機動性」は、たとえば陸自16式機動戦闘車を語るうえで外せないものですが、そうした能力は火砲にも付与されています。その名に「高機動」をうたうロケット砲「HIMARS(ハイマース)」とはどのようなものなのでしょうか。
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空自OB語る「被災時上空から気づかれるコツ」 アニメ『よみがえる空』イベント盛況(写真11枚)
2006年放映のアニメが、12年の時を経てブルーレイBOX化、しかも関係者が集まりトークイベント開催という、ファンにとっては奇跡のような展開でしょう。アニメ『よみがえる空』発売記念イベント、大盛況でした。
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フランスがアジア太平洋で活動強化のワケ フリゲート艦「ヴァンデミエール」の役割
フランス海軍艦艇がアジア太平洋地域、とりわけ南シナ海での活動を活発化させています。その背景には、一体どのような目的があるのでしょうか。
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アメリカ宇宙軍創設、実際のところは? そのお仕事の中身と実現の可能性
トランプ米大統領が宇宙軍創設を指示したとのニュースが世界を駆け巡りましたが、コトはそうすんなりと進みそうにありません。実際のところ、どのような役割を担う組織で、そしてその実現性はどの程度のものなのでしょうか。
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「リムパック2018」はここに注目! 米海軍主催の合同軍事演習、その概要と要点
「リムパック」とは、米海軍が主催し多くの国の海軍などが参加する、2年に1度の大規模な軍事演習のことです。2018年の同演習には、日本からも海自と陸自が参加します。その目的と、注目すべきポイントを解説します。
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現代の「旗艦」とは? 米第7艦隊旗艦にして最古参「ブルーリッジ」に見るその実情
「フラグシップモデル」「旗艦店」といった表現の基となっている「旗艦」ですが、2018年現在、およそそれらのイメージとはかけ離れたものといえるでしょう。日本にも縁深い、米海軍第7艦隊旗艦「ブルーリッジ」を例にその実情を解説します。
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米B-52が南シナ海飛行、その大きな意味とは 緊張続く海域に核搭載可能機投入の背景
緊張の続く南シナ海で6月5日、米空軍のB-52爆撃機が訓練飛行を実施しました。B-52は核搭載可能な爆撃機で、これをこの空域で飛ばすというのにはもちろん大きな意味があります。
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米陸軍、装甲車に防空能力付与のナゼ 注目集める「短距離防空」とストライカー装甲車
米陸軍は近年、防空能力の強化を進めていて、そうしたなかでもストライカー装輪装甲車への防空能力付与が注目を集めています。なぜ米陸軍は防空能力強化を進め、そしてなぜストライカー装甲車が選ばれたのでしょうか。