凪破真名(歴史ライター・編集)の記事一覧
Writer: 凪破真名(歴史ライター・編集)
なぎはまな。歴史は古代から近現代まで広く深く。2019年現在はフリー編集者として、某雑誌の軍事部門で編集・ライティングの日々。趣味は自衛隊の基地・駐屯地めぐりとアナログゲーム。
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「ゴジラ」引き立てる“やられ役”? 陸自の最多出演戦車とは 段々ガチになっていった自衛隊の協力体制
大ヒット中の映画『ゴジラ-1.0』。このシリーズの第1作『ゴジラ』が封切られた1954年に自衛隊も発足しています。以来、「ゴジラ」と自衛隊は何度も戦ってきました。では、最も同シリーズに出演した自衛隊戦車は何なのでしょうか。
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サンタになるのも自衛隊の「作戦」です! 謎の“コスプレする人道支援活動”とは なんと70年以上の歴史
毎年12月になると南太平洋の島々に対して援助物資の空中投下、通称「クリスマス・ドロップ」が行われます。現在、航空自衛隊も参加していますが、その起源は70年以上前に偶発的に始まったものだとか。いったいどんな作戦なのでしょうか。
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軍用機 鼻の「ノーズアート」なぜ見られなくなった? ピンナップガール アニメキャラ
かつて軍用機の機体をさまざまなイラストが彩っていた時代がありました。「ノーズアート」と呼ばれ、士気向上につながると軍の上層部も黙認していたといいます。アメリカ軍で花開いた、その歴史を辿ります。
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戦車誕生の背景「塹壕戦」どんな戦いか 日露激戦 WW1西部戦線 そして戦車登場の衝撃
戦車が実戦投入されて100年あまり。その誕生の背景には、銃火器の発達などで大規模になった塹壕戦があります。防御側が有利すぎたこの「塹壕戦」とはどのようなものなのか、日露戦争「203高地の戦い」などを見ていきます。
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戦車が空から降ってくる!水上を走ってくる!空挺戦車M551「シェリダン」の理想と現実
空中から投下できて、水陸両用で、それでいてミサイルも撃てる強力な戦車砲を搭載という、ラーメンにたとえるなら「全部のせ」のような戦車をアメリカは作ろうとしたわけですが、しかし世の中それほどオイシイお話はありませんでした。
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「最弱戦車」評価は本当?イタリア「M11/39」北アフリカで大敗北 何が問題だったのか
最強戦車を挙げるとなると議論が分かれるところで、最弱もまたしかりですが、その一角を占めるかもしれないのがイタリアのM11/39でしょう。第2次世界大戦の北アフリカ戦線に投入され、イタリア軍は語り継がれるほどの大敗北を喫します。
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F-4「ファントムII」と共に半世紀 愛されキャラ「ファントム ザ スプーク」って何者?
航空自衛隊のF-4EJ改など、「ファントムII」の特別塗装機には時折、大きな帽子と長いローブに身を包む魔法使いのような、なにやら怪しげなキャラクターが描かれていました。名前は「ファントム ザ スプーク」……何者なのでしょうか。
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ヘリとは違う回転翼機「オートジャイロ」なぜ主流になれなかったのか?その長所と短所
飛行機は固定翼機と回転翼機に分けられ、後者はおもにヘリコプターと、「オスプレイ」のようなティルトローター機とに分けられますが、それとは別にオートジャイロというものもあります。ヘリコプターに似ていますが、別物です。
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Uボートも撃沈した豪華客船「タイタニック」姉妹船 その2隻がたどった数奇な運命とは
映画から英語教科書まで、広く知られる豪華客船「タイタニック」号ですが、その姉妹船2隻もなかなかに数奇な運命をたどりました。豪華客船からイギリス海軍の軍船へ、「オリンピック」「ブリタニック」の物語を追います。
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独Me163「コメート」はなぜ「恐怖の彗星」と呼ばれた? 史上唯一のロケット推進戦闘機
第2次世界大戦期のドイツで誕生したロケットエンジン搭載の戦闘機、Me163「コメート」は、「恐怖の彗星」というふたつ名で呼ばれました。さぞ連合国側へ恐怖を与えたのかと思いきや、少々、話が違いました。