「ひのとり」「Laview」など新車続々! 我が街に鉄道博物館を『A列車Exp.』に完全版〈PR〉

都市開発鉄道会社経営シミュレーションゲーム『A列車で行こう』シリーズから新製品『A列車で行こうExp.+ コンプリート』が発売されました。私鉄14社37車種が一挙仲間入り。どんな車両がお目見えしたか、順に紹介していきます。

車両総勢 私鉄14社37車種! 「ひのとり」「京王ライナー」も

 都市開発鉄道会社経営シミュレーションゲーム『A列車で行こう』シリーズのPS4専用最新ソフト『A列車で行こうExp.+ コンプリート』が、2020年7月15日(水)に登場しました。

 2017年に『Exp.』が発売され、2019年には車両の連結や機回しなどの要素が加わった『Exp.+』が登場。そして今回、さらにバージョンアップした『Exp.+ コンプリート』が発売されました。

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全国の私鉄車両、夢の競演(画像:アートディンク)。

『Exp.+ コンプリート』は『Exp.』とそのアップグレード版である『Exp.+』の内容が網羅されているほか、14社局の未収録車両や、多数の新規車両が収録されています。

 では、順に追加された車両を見ていきます。

えちごトキめき鉄道「えちごトキめきリゾート雪月花」

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えちごトキめき鉄道ET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花」。雄大な自然を車窓に飲むワインは格別かも!?(画像:アートディンク)。

 えちごトキめき鉄道ET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花」は、土休日を中心に運行されている車両およびリゾート列車の名前です。大きな窓の向こうに広がる海や山を眺めながら、車内では地元の旬の食材をいかした料理を楽しめます。

小田急70000形「GSE」

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新宿……ではなく、ここは本厚木?小田急ロマンスカー70000形「GSE」(画像:アートディンク)。

 小田急70000形は2018年3月に登場した特急用車両です。愛称は「Graceful Super Express」(GSE)。外観は薔薇の色を基調とした「ローズバーミリオン」とし、側面はロマンスカーの伝統色である「バーミリオンオレンジ」の帯が採用されています。2019年5月、鉄道友の会から「ブルーリボン賞」を受賞しました。

近鉄80000系「ひのとり」

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近鉄80000系「ひのとり」。橋脚に当たる日の光なども詳細に再現が可能(画像:アートディンク)。

 近鉄80000系「ひのとり」は名阪特急の新型車両として2020年3月に運行開始しました。座席の前後間隔が広く取られたほか、車内にはコーヒーサーバーを備えたカフェスポットやベンチスペース、空気清浄機、無料Wi-Fiも設置されています。

京王5000系

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京王5000系。「京王ライナー」なら、帰宅の通勤ラッシュも座席保障(画像:アートディンク)。

 京王5000系は2018年2月に運行を開始した車両です。ロングシートとクロスシートの両方に変換できる「デュアルシート機構」を搭載しており、有料座席指定列車「京王ライナー」のときはクロスシートで運行されます。

西武001系「Laview」

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西武001系「Laview」(画像:アートディンク)。

 西武001系「Laview」は2019年3月に登場した特急形車両です。池袋線、西武秩父線、狭山線で特急「ちちぶ」「むさし」「ドーム」として使われます。「スタイリッシュで特徴的な外観デザイン」などが評価され、2020年に鉄道友の会から「ブルーリボン賞」を受賞しました。

西鉄3000形「水都」

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西鉄3000形「水都」。「柳川の四季」をデザインした車体はよく映える(画像:アートディンク)。

西鉄3000形「水都」は、「水の都」である福岡県柳川市を表現した観光向けの編成です。外装デザインは「柳川の四季」をテーマに、車両ごとに異なる色彩が施されています。

東京メトロ2000系

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東京メトロ2000系。駅は赤坂見附をイメージし、ホームの向かい側は銀座線1000系が発着するようにしてみた(画像:アートディンク)。

 東京メトロ2000系は2019年2月に登場した丸ノ内線用の車両です。「昔の丸ノ内線」を彷彿(ほうふつ)とさせる姿になっているほか、車内には小物を置けるテーブルや荷物掛け、充電用コンセントが設置されています。

叡山電車700系732号車「ひえい」

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叡山電車700系732号車「ひえい」(画像:アートディンク)。

 叡山電車700系732号車「ひえい」は、元は1988(昭和63)年に登場した車両ですが、叡山本線の観光用車両として改造され、2018年3月から「ひえい」として運行されています。外観の特徴的な楕円は、沿線の「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを、車体側面の金色のストライプは、比叡山の山霧を表現しています。2019年に鉄道友の会から「ローレル賞」を受賞しました。

叡山電鉄デオ900形「きらら」(メープルオレンジ・メープルレッド)

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叡山電鉄デオ900形メープルオレンジ。山の地形を線路の脇に配置すると、一気に山岳路線らしくなる(画像:アートディンク)。
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叡山電鉄デオ900形メープルレッド(画像:アートディンク)。

「きらら」の愛称を持つデオ900形は、おもに鞍馬線を走ります。「紅葉を観るために乗りに来ていただく車両」というコンセプトのもと外観や内装がデザインされました。1998(平成10)年には鉄道友の会から「ローレル賞」を受賞しています。

近鉄21020系「アーバンライナーnext」

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近鉄21020系「アーバンライナーnext」。水鏡を再現(画像:アートディンク)。

 近鉄21020系「アーバンライナーnext」はおもに名阪特急に使われています。2003(平成15)年に、鉄道友の会から「ブルーリボン賞」を受賞しています。

近鉄23000系

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近鉄23000系。バックに郡山城跡を配置してみた(画像:アートディンク)。

 近鉄23000系は特急形車両です。大阪難波や近鉄名古屋と鳥羽などを結ぶ「伊勢志摩ライナー」に使われています。

近鉄3220系

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近鉄3220系(画像:アートディンク)。

 近鉄3220系は通勤形車両です。京都市営地下鉄にも乗り入れます。

小田急3100形「NSE」

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展望席のある列車は、田舎の風景が似合う。小田急ロマンスカー3100形「NSE」(画像:アートディンク)。

 小田急3100形は特急ロマンスカー用車両です。「New Super Express」(NSE)という愛称がありました。登場翌年の1964(昭和39)年、鉄道友の会から「ブルーリボン賞」を受賞。2000(平成12)に引退しています。

小田急4000形

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小田急4000形(画像:アートディンク)。

 小田急4000形はJR東日本のE233系と標準仕様を合わせた通勤形車両です。東京メトロ千代田線直通用として2007(平成19)年に登場しました。

小田急50000形「VSE」

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小田急ロマンスカー50000形「VSE」。バックには富士山、新松田~渋沢間の川音川橋梁をイメージ(画像:アートディンク)。

 小田急50000形は特急ロマンスカー用として2005(平成17)年に登場。愛称は「Vault Super Express(VSE)です。鉄道友の会から「ブルーリボン賞」、日本産業デザイン振興会から「グッドデザイン賞」をそれぞれ受賞しています。

小田急60000形「MSE」

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小田急ロマンスカー60000形「MSE」(画像:アートディンク)。

 小田急60000形は特急ロマンスカー用として2008(平成20)年に登場。愛称は「Multi Super Express」(MSE)です。東京メトロ千代田線に乗り入れるほか、特急「ふじさん」としてJR御殿場線にも足をのばします。この60000形も、「ブルーリボン賞」と「グッドデザイン賞」を受賞しています。

京王8000系

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京王8000系(画像:アートディンク)。

 京王8000系は通勤形車両です。通常、都営地下鉄新宿線には乗り入れません。

京阪3000系

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京阪3000系。社寺を置きバックに高層ビル、複々線を再現すると、一気に関西の雰囲気が出るかも(画像:アートディンク)。

 京阪3000系は、JR大阪環状線の内側、中之島まで行く中之島線の開通に合わせ導入された通勤形車両です。

京阪8000系

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淀川を渡る京阪8000系。夕暮れの水面も美しい(画像:アートディンク)。

 京阪8000系は特急形車両です。中間には2階建て車両が組み込まれています。乗車券のみで乗れますが、「プレミアムカー」は特別料金が必要です。

京急新1000形/新1000形ステンレス車

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京急新1000形(画像:アートディンク)。
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京急新1000形ステンレス車。三層構造の駅を出て、空港に向かうところだろうか(画像:アートディンク)。

 京急新1000形は、制御機器であるインバーターが音階のような独特の音を発することから、かつて「歌う電車」とも呼ばれた車両です。途中から、車体がステンレスに変更されました。

首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)TX-2000系

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首都圏新都市鉄道TX-2000系(画像:アートディンク)。

 首都圏新都市鉄道TX-2000系は、2005(平成17)年のつくばエクスプレス開業時から使われている車両です。交流電化区間である守谷~つくば間も走れます。

東急300系

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東急300系(画像:アートディンク)。

 東急300系は1999(平成11)年に登場した世田谷線の専用車両です。連接車の構造を採用していて、車体の連結部分に台車を備えます。

東急5000系

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東急5000系。法面を設け緑を配置すると田園都市線のイメージに(画像:アートディンク)。

 東急5000系はおもに田園都市線を走る車両です。直通する東京メトロ半蔵門線や東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)なども走ります。

名古屋市交通局7000形

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名古屋市交通局7000形(画像:アートディンク)。

 名古屋市交通局7000形は上飯田線用の地下鉄車両です。名鉄小牧線にも直通運転します。車内には転換クロスシートが設置されています。

名鉄2000系「ミュースカイ」

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名鉄2000系「ミュースカイ」(画像:アートディンク)。

 名鉄2000系「ミュースカイ」は特急形車両で、名鉄線の各方面と中部空港を結びます。鉄道友の会から「ブルーリボン賞」、日本産業デザイン振興会から「グッドデザイン賞」をそれぞれ受賞しています。

名鉄2200系

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名鉄2200系(画像:アートディンク)。

 名鉄2200系は同社の一般的な特急形車両です。2000系「ミュースカイ」に似ていますが、2200系は特に愛称がありません。

名鉄3500系

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名鉄3500系。稲穂と“赤い電車”ですぐ、濃尾平野とわかる(画像:アートディンク)。

 名鉄3500系は1993(平成5)年に登場した通勤形車両です。近年、案内表示など大掛かりなリニューアル工事が行われました。

名鉄7000系「パノラマカー」車体線あり/線なし

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名鉄7000系「パノラマカー」車体線あり/線なし。あのミュージックホーンが聞こえてきそうだ(画像:アートディンク)。

 名鉄7000系「パノラマカー」は2009(平成21)年まで半世紀近く使われた特急形車両です。先頭車両が展望席になっているほか、「ミュージックホーン」を広く知らしめた車両でもありました。

南海1000系

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南海1000系。赤い鉄橋は紀ノ川橋梁か(画像:アートディンク)。

 南海1000系は通勤形車両です。南海本線と高野線で使われています。

南海50000系

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南海50000系(画像:アートディンク)。

 南海50000系は1994(平成6)年に登場。以来、関空特急「ラピート」に使われています。1995(平成7)年に鉄道友の会から「ブルーリボン賞」を受賞しています。

西鉄3000形

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西鉄3000形。バックの高架は九州新幹線をイメージ(画像:アートディンク)。

 西鉄3000形は天神大牟田線用の車両です。車内の一部座席は転換クロスシートが採用されています。

福岡市交通局3000系

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福岡市交通局3000系(画像:アートディンク)。

 福岡市交通局3000系は七隈線用の地下鉄車両です。鉄道友の会から「ブルーリボン賞」、日本産業デザイン振興会から「グッドデザイン賞」をそれぞれ受賞しています。

北越急行681系2000番台

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北越急行681系2000番台

 北越急行681系2000番台は、2015(平成27)年3月の北陸新幹線開業まで北陸本線や北越急行ほくほく線などで特急「はくたか」として走った車両です。最高160km/h運転を行ったことでも知られています。

北越急行HK100形

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北越急行HK100形(画像:アートディンク)。

 北越急行HK100形は1997(平成9)年、ほくほく線の開業に合わせ導入された車両です。

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追加車両を展示できる「鉄道博物館C」(画像:アートディンク)。

 新たに加わるのは車両だけではありません。今回紹介した17社局37種類の車両を展示できる「鉄道博物館C」も登場。従来版の「鉄道博物館」と並べると、本作に収録の270種すべてが並んだ光景を再現できます。もちろん、『Exp.+』で追加された転車台などのアイテム、機回しや連結といった機能も収録済みです。

『A列車で行こうExp.+』のプロモーション動画(映像:アートディンク)。

『A列車で行こうExp.+ コンプリート』は、太陽が描く影、水面に映るビル郡、色鮮やかに変化する木々など、風景描写もダイナミックに描き出します。

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『A列車で行こうExp.+ コンプリート』は、太陽が描く影、水面に映るビル郡、色鮮やかに変化する木々など、風景描写もダイナミックに描き出します。
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風景描写もダイナミック(画像:アートディンク)。
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「マップコンストラクションモード」を使えば、地形の作成・編集が自由自在(画像:アートディンク)。

 マップの広さはJR山手線がほぼ収まる10km四方です。ひとつのマップで、東京の中心地を丸ごと再現できます。搭載されている「マップコンストラクションモード」を使えば、山や海の割合を指定するだけで地形を自動生成できるほか、自ら山や谷をつくる地形編集機能も利用できます。まさに理想の街並みを、地形から簡単につくり出せるのです。

 土台ができたら線路を敷設。自分だけの発展した街に、今回加わった多彩な車両を並べてはいかがでしょうか。

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プレイステーション(PS)4専用のダウンロードソフト『A列車で行こうExp.+ コンプリート』のパッケージ(画像:アートディンク)。

『Exp.+ コンプリート』の価格は8800円(税別)です。すでに従来版を持っている人向けに、『Exp.』から『Exp.+ コンプリート』にバージョンアップするための『Exp.+ アディショナルキット』4200円(税別)、『Exp.+』から『Exp.+ コンプリート』にバージョンアップするための『Exp.+ 車両追加キット』1200円(税別)もあります。いずれも販売はダウンロードのみです。

●『A列車で行こうExp.+ コンプリート』ウェブサイト
https://www.artdink.co.jp/

【了】

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