「準政府専用機」って? 空自のVIP機U-4誰が乗る?「多用途支援機」の名はダテじゃない

羽田空港などで見かけることの多い政府専用機、実は2機しかありません。また大型機ゆえに少人数や短距離の運航には向かないことも。そこで航空自衛隊にはビジネスジェットが原型の「準政府専用機」といえる要人空輸機があります。

準政府専用機としても使われる空自のビジネスジェット

 航空自衛隊には、政府首脳や皇族などの要人輸送用として、大型のボーイング777型ジェット旅客機がベースの政府専用機が配備されています。

 しかし政府専用機は2機しかないうえ、大型ゆえに少人数での運航や、短中距離飛行などでは、かえって使いづらい部分もあります。そのような部分を補う形で運用されているのが「U-4多用途支援機」です。

Large 20201127 01
入間基地出発前、ほかの自衛隊基地に向かう隊員を乗せる航空自衛隊のU-4多用途支援機(2020年9月、柘植優介撮影)。

「多用途支援機」とは聞き慣れない名称かもしれませんが、要は何でも屋という意味です。多用途に使え、各種支援のために用いられる機体として命名されたもので、航空自衛隊ではU-4のみに付与されています。そのため人員空輸だけでなく、指揮連絡や軽貨物輸送、訓練支援なども行います。

 そもそもU-4多用途支援機は、アメリカのガルフストリーム社が開発したビジネスジェット機「ガルフストリームIV」をベースに、所要の改造を施した機体です。

 おもな改造としては機体右側面に設けられた大型のカーゴドアでしょう。この開口部はビジネスジェットには必要ないものですが、U-4では人員乗降扉を通せないような大型貨物であってもカーゴドアを開けることで積載できます。

 併せて機内のシートも取り外せるようになっており、通常は2列+1列の座席配置ですが、幾つかのシートを外して、荷物をより多く載せることも可能です。

★★首相も乗るU-4多用途支援機の内部、外部を写真でチェック!★★

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. U-2ではありませんね

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス