クルマで今年どこへ行った? 「目的地」コロナ禍で様変わり ヤフーがカーナビで分析

2019年のカーナビ目的地は「ディズニー」が1位でしたが……。

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御殿場プレミアム・アウトレット(画像:三菱地所・サイモン)。

 ヤフーが2020年12月、スマートフォン向けアプリ「Yahoo!カーナビ」のユーザー利用動向を分析し、同年の目的地ランキングを発表しました。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言や観光需要喚起策「Go To トラベルキャンペーン」、外食需要喚起策「Go To イートキャンペーン」など、“異例”が続いた今年、カーナビユーザーはどこへ向かったのでしょうか。

 ヤフーが2020年1月から11月までの11か月を対象に集計したところ、利用者数は2月下旬から減少が始まり、4月から5月における利用者数の合算値は、前年比で約3割減に。特にゴールデンウィーク期間中である4月27日週の利用者数は前年同期比で半減しました。しかしその後は増加に転じ、11月の3連休は前年を上回る結果となっています。

 目的地は、1位が「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡)でした。上位10位中8件はこういったアウトレットモールや複合商業施設など買い物に関する施設が占めており、20位まで見ても同様の買い物施設が多くランクインしています。

 一方、2019年の1位だった「東京ディズニーランド」(千葉)は今年6位に後退。3位の「名古屋駅」(愛知)も10位に、4位の「成田国際空港」(千葉)に至っては順位発表なし(20位以下)という結果となり、駅や空港、テーマパークは軒並み順位を下げてます。

【了】

【分析結果】利用者数の増減グラフと目的地ランキング

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