神きっぷ、惜別、お披露目…「いいね」数で振り返る2020年注目の「乗りもの」できごと

ミリタリー系記事でも注目のトピックが

 ミリタリー系記事でも多くのいいねを集めた記事がありました。

新型潜水艦「たいげい」、新型護衛艦「くまの」進水

 10月14日、防衛省が新規建造した潜水艦「たいげい」の進水式が行われました。つづく11月19日には、同じく新規建造の護衛艦「くまの」の進水式も行われました。記事のツイートにはそれぞれ2632件、1890件のいいねが付きました。

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「たいげい」の進水式での様子。漢字では「大鯨」と書く(2020年10月14日、乗りものニュース編集部撮影)。

 潜水艦「たいげい」は全長84.0m、幅9.1m、深さ10.4m、基準排水量3000t、乗員は約70名。前型の「そうりゅう型潜水艦」の基本スペックをほぼ踏襲した形です。

 護衛艦「くまの」は全長133.0m、幅16.3m、深さ9.0m、喫水4.7m、基準排水量は3900トンで、乗員数は約90名。従来の護衛艦と比べて、平時の警戒監視や、対機雷戦などにも対応できる能力強化が図られています。

「たいげい」「くまの」とも今後は、設備工事や各種試験を実施したのち、2022年3月に引き渡しの予定です。

「現美新幹線」運行終了

 12月19日、現代美術をテーマにした上越新幹線の列車「現美(げんび)新幹線」が運行を終了しました。

 現美新幹線は2016年4月に運転を開始。「とき」として、土休日を中心に越後湯沢~新潟間を1日3往復しています。車両は秋田新幹線「こまち」用のE3系電車を改造したもので、外観デザインは写真家で映画監督の蜷川実花さんが担当しました。黒い6両編成の車体に新潟・長岡の花火が大きく描き出されています。「世界最速の芸術鑑賞」をうたい、車内では美術館のように芸術作品を鑑賞できました。

 斬新でスタイリッシュな外装はファンに人気を博しましたが、惜しくも運行終了。発表を伝える記事のツイートには1143件のいいねが付きました。

【了】

※一部修正しました(12月31日11時40分)。

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