「濃~い遊覧チャーター」だけじゃない 成田空港コラボツアーの濃い一日 京成×JJPなど
京成電鉄と成田空港交通、ジェットスターなどが実施した成田空港の飛行機、電車、バスを満喫できるという日帰りツアーを実施。目玉の遊覧チャーター以外も実は異例づくしのこのイベント、どういったものだったのでしょうか。
スカイライナーやバスの裏側やトリビアも
京成電鉄と成田空港交通、京成トラベルサービス、LCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンが2020年12月12日(土)、成田空港の飛行機、電車、バスを満喫できるという日帰りツアー「のりもの好き集まれ!ナリタののりもの大満喫ツアー」を開催しました。
ツアーは京成上野駅から「スカイライナー」に乗車し、成田空港に向かうところからスタート。車内では「スカイライナー」で用いられているAE系電車の停車目標が、軌道上に設置してあるものではなく、吊り下げ式を採用していることや、スカイアクセス線の信号現示のパターンが、ほかのものと比べて多くあることなど、京成電鉄社員による同列車の解説がありました。
成田空港に到着後は、ふたつの班に分かれ、成田空港交通の黄色い「ターミナル連絡バス」に乗車し、成田空港に隣接する航空科学博物館(千葉県芝山町)や、成田空港交通バス車庫を見学しました。「ターミナル連絡バス」が空港の敷地外を走るのは、異例のことだそうです。車庫では、バスとの綱引きチャレンジ体験や緊急ブレーキ体験など、普段ではなかなか体験できないような内容も組み込まれています。
このツアーのフィナーレを飾ったのは、ジェットスター・ジャパンが手掛ける成田発着の周遊チャーター便。現役の機長がガイドし、パイロットの業務や飛行機についてのリアルタイム開設のもと、富士山などを周遊しながら約2時間半、フライトしました。
この日集まった参加者からは、「成田空港交通バス車庫の緊急ブレーキ体験は、装置自体の存在をそもそも知らなかったので、よい体験ができた」といった声が聞かれています。
【了】
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