地域ごとに呼び名が変わる「東海道線」 つまりどこまで? 新駅もたくさん
神奈川県内の東海道線に2032年、新駅が開業する予定です。ところで、同線での開業はいつ以来でしょうか。どこまでを東海道線と呼ぶかによって変わってきますが、鳥の目で見ると、実は最近も多くの駅が開業しています。
過去10年も多くの新駅が開業
日本を代表する鉄道路線の一つ「東海道線」とはどこからどこまでの路線なのでしょうか。
結論をいうと、東京駅から神戸駅までです。東京駅を起点に横浜、熱海、静岡、名古屋……と東海地方を通り、大垣、京都、大阪そして神戸駅に至ります。旅客路線としては、東京~熱海間がJR東日本、熱海~米原間がJR東海、米原~神戸間がJR西日本の管轄です。ほかに貨物線も持ち、それを含め正式には東海道本線といいます。
1872(明治5)年に日本最初の鉄道路線として(旧)新橋~横浜(現・桜木町)間が開通しました。これが東海道本線の始まりです。現在、東京~神戸間の営業キロは約590kmあります。旅客駅数は170を超えますが、2021年2月8日(月)、神奈川県や地元自治体などが大船~藤沢間に新駅を設置すると発表しました。2032年ごろの開業が予定されていますが、実は東海道本線は過去5年だけでも、新駅が多く設置された路線でもあります。以下、近年開業順に列挙してみます。
○2020年
・高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)
・御厨駅(静岡県磐田市)
○2019年
・羽沢横浜国大駅(横浜市神奈川区)
○2018年
・JR総持寺駅(大阪府茨木市)
○2016年
・摩耶駅(神戸市灘区)
ほかにも相見駅(愛知県幸田町、2012年)、南大高駅(名古屋市緑区、2009年)、桂川駅(京都市南区、2008年)などがあります。
羽沢横浜国大駅は近年開業した駅ですが東海道本線の駅ではないような気がします。
東海道線
JR東日本:JT
JR東海:CA
JR西日本:A