JALのコロナ対策は盤石!? 宣言解除直後に搭乗 メリハリある衛生策が各所に 一方課題も?

「対コロナ」のJAL 機内サービスの特徴は?

 3月22日に搭乗したのは、羽田発新千歳行きのJL509便。使用する飛行機は3クラスで計369席を搭載するエアバスA350-900型機です。このタイプはJALが新世代の国内線主力機として2019年から導入したもので、全席にシートモニターとUSBポート、電源コンセントを備えるなど、充実した座席設備が特徴です。今回同便を担当したのは、この8号機。2020年12月に導入されたばかりの非常に真新しい機体です。

 混雑による密集を避けるため、いくつかのグループにわかれて搭乗。搭乗橋には、手でプッシュせずに、かざすだけで液が射出されるタイプの消毒液が置かれています。

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JMB会員を対象に実施されている「PCR検査サービス」の検査キット(2021年3月17日、乗りものニュース編集部撮影)。

 JALは比較的、乗客に対して極力コロナ禍以前のサービスクオリティを維持したまま、衛生対策を向上させようというスタイルといえるでしょう。機内誌も座席ポケットに備わり、ドリンクサービスもコーヒーやスープ、コーラやJALのオリジナルドリンク「スカイタイム」など、平時を彷彿とさせるようなラインナップとなっています。一方で、ファーストクラスなどで出る食事などは、個包装のものを採用するなどのメリハリが見られます。

 なお、サービスを行うCA(客室乗務員)は利用者の安心感向上のため、マスク、手袋はもちろんのこと、ドリンク提供時にはセーフティグラスを着用しサービスを提供していました。ちなみに、CAはフライトを通して手袋を着用していますが、ドリンクサービス前には新しいものに交換しているのもポイントです。

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