「ムーミン」「クマイチ」に「パイパイ」? 鉄道ファンが好んで使う愛称の数々
EF58形電気機関車の特定番号機といえば?
EF58形電気機関車は、客車列車の特急「つばめ」やブルートレイン、さらにお召列車のけん引実績もあることで高い人気を誇る機関車です。そのため、主に5両の特定番号機に愛称があります。
●「ロクイチ」「パック」
EF58形電気機関車の特定番号機「ロクイチ」「パック」は、EF58形電気機関車の61号機と89号機です。61号機は60号機とともにお召列車をけん引する指定機としてデビューした、絶大なる人気を誇る電気機関車。ほかのEF58形とは異なり、銀色の飾り帯が前面だけでなく側面にも配されているのが特徴です。「ロクイチ」はEF61形電気機関車の意味もありますが、多くのファンは「ロクイチ」をEF58形61号機に対して呼んでいます。
「パック」こと89号機は、EF58形が次々と廃車になっていくなか、前面窓の上にツララ切りを装備していたことから、1984(昭和59)年の廃車は免れ、1999(平成9)年10月に廃車となるまで使われました。現在は「鉄道博物館」(さいたま市大宮区)で展示されています。
●「ゲニニ」「イゴマル」「イゴナナ」
「ゲニニ」は122号機、「イゴマル」は150号機、「イゴナナ」は157号機で、3機ともにJRに引き継がれた、あるいは復活したEF58形電気機関車です。122号機と157号機はJR東海、150号機はJR西日本に所属して使用されましたが、現在は3両とも廃車。157号機は「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)、150号機は「京都鉄道博物館」(京都市下京区)に保存されています。
EF55の俗称は、靴のおばけ、またはドタ靴だとききましたが。
他は符丁で車両を語り合える相手がいないので知りません。
呼び方いくつか違うのあって草
にわかがしゃしゃり出んな
写真で、東武に譲渡されたディーゼル機関車を牽引した機関車はEF200ではなく、EH200です。
北海道新幹線の開業による寝台特急「カシオペア」の廃止に伴い、「カシ釜(ガマ)」は「銀釜(ガマ)」になりました。(EF510-500の「北斗星」は、流星デザインが消え、直流機と間違えられやすくなりました)