地下鉄ブルーラインの延伸区間 利用する? 駅や目的は? 横浜市が調査結果を発表

バスと比較して所要時間が1/3になるとも。

8割以上が延伸区間を利用すると回答

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横浜市営地下鉄ブルーラインの3000S形電車(2013年11月、大藤碩哉撮影)。

 2030年度に開業が予定されている横浜市営地下鉄ブルーライン あざみ野~新百合ヶ丘間について、横浜市は2020年10月12日から11月2日にかけ、沿線の住民を対象に交通行動調査を実施。2021年4月、その調査結果を発表しました。

 同線は東急田園都市線のあざみ野駅(横浜市青葉区)と小田急線の新百合ヶ丘駅(川崎市麻生区)を結ぶ地下鉄の延伸線。中間には3駅が設置される予定です。現在は同区間を路線バスが走っていますが、地下鉄が開業するとその所要時間は3分の1程度になると想定されています。

 交通行動調査では、回答者の8割以上が延伸区間を利用すると回答。目的としては買い物が最も多く、次いで通勤・通学、旅行・レジャー、通院と続きました。

 想定される利用駅としては、嶮山(あざみ野駅から1つ目)が最も多く、次いであざみ野駅、すすき野(あざみ野駅から2つ目)、王禅寺(あざみ野駅から3つ目)という結果でした。

●調査実施概要
・調査期間:2020年10月12日から11月2日まで
・調査方法:調査票の郵送留置・調査票の郵送回収・ウェブ回答
・対象:沿線地域に居住する5000世帯(住民基本台帳から無作為抽出)
・有効回答数:1995世帯(回収率39.9%)

【了】

【地図】地下鉄ブルーラインの延伸計画地点

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1件のコメント

  1. 田園都市線か小田急が長めに止まったときに迂回路として重宝すると思います。