これ「ランドクルーザー」? 名称だけじゃわからない 自衛隊が使う意外なランクル派生車たち

ランクルベースのレスキュー車

 ランドクルーザーがベースであるものの、フロントガラスから後ろを大幅に造り変えているため、ランクルファミリーとは思えないものもあります。

救難車

 これは航空自衛隊の車両で、飛行場のある基地などに配備されています。事故機の内部に取り残された人員を救出するために、スコップや斧、エンジンカッターや発電機など機体切断や破壊などを行うための各種器材を搭載しています。

 またフロントバンパー中央にはフックの付いたウインチも装備していますが、これは機体の外壁を剥がしたり、破片や残骸を除去したりするためのものだといいます。

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ランドクルーザーをベースに運転席から後ろを大幅に変えている「救難車」(柘植優介撮影)。

 救難車は自治体消防、いわゆる市井の消防署に配備されているレスキュー車(救助工作車)に類似する車両といえるでしょう。そのため、最近では多様な器材を搭載できる、キャブオーバーのトラックタイプが調達されるようになっており、ランドクルーザーがベースの車両は数を減らしつつあります。

 なお、救難現場において指揮をとる隊員が乗車する場合もあるため、「指揮車」と呼ばれることもあるようです。

 ちなみに、これとは別に、飛行場(基地)の外、山間部や海浜エリアなどでも救難活動に従事できるよう、悪路にも強い車両として「場外救難車」というのもあります。こちらは「メガクルーザー」などがベースになっています。

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