ケーブルカー版「小田急ロマンスカー」って? 大山ケーブルに乗る 天窓から圧巻の風景

新宿から電車とバスを乗り継いで2時間ほどの大山(神奈川県)には、大山観光鉄道というケーブルカーがあります。紅葉シーズン、山頂からの眺望もさることながら、ケーブルカー版「小田急ロマンスカー」といえる車両にも注目です。

境内の脇にある阿夫利神社駅

 大山寺駅を出発した列車は、3分ほどで標高678mの阿夫利神社駅に到着します。見晴しのいい大山の中腹に設けられており、大山寺駅との標高差は166m、始発の大山ケーブル駅からは路線距離にして800mほどです。戦前は、阿夫利神社駅から山頂までケーブルカーを延伸する計画があったそうですが、残念ながら実現していません。

 同駅は大山阿夫利神社の下社の脇にあり、駅から神社までが参道となっています。大山阿夫利神社は、実在した可能性がある天皇としては最初の天皇となる崇神天皇の御代に創建されました。崇神天皇は、今から1800年前の人物ですから、極めて古い神社と言えます。山頂からは古墳時代からの土器も出土しているとのことです。

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大山山頂からの景色(2021年10月18日、安藤昌季撮影)。

 せっかくなので、筆者も阿夫利神社駅から山頂に登ってみました。山頂までは上り90分、下り60分とされていますが、運動不足である筆者はかなりの急坂に息切れし、休み休み登ったので2時間近くかかりました。

 山頂には大山阿夫利神社の本社と、軽い食事ができる食堂があります。ここからの風景は、関東平野が一望できる素晴らしいものでした。都心からじゅうぶん日帰り圏内。自粛疲れの息抜きに訪れてもよいかもしれません。

【了】

【国内めずらしい】ケーブルカーの行き違い中間駅 ほか

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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  1. 新緑の季節だってあろうになぜ車体を黄緑色だけのにしたのだろう?保護色?

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