海外帰国後の「隔離生活」 体制に変化あり? 一律14日→接種者10日 両方体験した

2021年8月版 旧・隔離生活

 まず2021年8月に体験した帰国後隔離については、出発地はハワイ・ホノルルで、到着空港は成田空港でした。

 到着は14時30分頃、そこから先述の入国前の手続きを踏みます。流れとしては各種書類のチェックなどを行いPCR検査を受けたのち、「My SOS」の操作説明などを受け、その後、結果が出るまで成田空港のとある搭乗ゲート内で1時間ほど待ちます。陰性の通知を受け取ると、バスで移動し入国手続きとなります。搭乗ゲートを出たのは、飛行機到着から4時間近く経過した18時30分前でした。

Large 02
成田空港では、パスポートにPCR検査の検体番号を貼り付ける必要があった(2021年8月、乗りものニュース編集部撮影)。

 一方で、当時の帰国後の14日間の隔離は、ウワサよりはるかに緩やかな“監視体制”ともいえるでしょう。このとき国内では、うなぎ上りで感染者数が増えていたためなのかもしれません。

 1日1回のテレビ電話は、このときの案内担当によると「基本的に通話は“一般的な勤務時間帯”で、出れない場合は次の電話が来るまで待っていれば大丈夫です」とのこと。また、「AIもしくは人間のオペレーターからかかってきます」と案内を受けたものの、全日がAIによるものでした。また、受電時間もおおむね10時頃から12時頃までに固まっており、出れなかった場合に再着信することもありませんでした。

 一方これらの体制は、10月になると明らかに変化していました。

【恐ッ…】鬼のような着歴 隔離者のスマホの画面&空港内など画像レポ

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。