エンジン倍で性能倍! とはならなかったけど結果を残せたレシプロ双発戦闘機5選

航空機において、同じエンジンなら単発より双発の方がメリットも大きそう、ということで、WW2直前の航空先進国では「双発万能戦闘機」なる考えが脚光を浴びます。しかし実際には、そうそう単純なお話ではありませんでした。

なんでもこなした万能木製機 デ・ハビランド「モスキート」

 イギリス軍に採用されたデ・ハビランド「モスキート」は、最初は軽爆撃機として1940(昭和15)年11月、バトル・オブ・ブリテンの最中に初飛行しました。後に偵察機や昼間戦闘機、夜間戦闘機など様々なタイプが登場します。

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デ・ハビランド「モスキート」夜間戦闘機型のNF Mark II(画像:IWM/帝国戦争博物館)。

 それを可能にしたのが、エンジンやプロペラ以外、ほとんどの部品がベニヤ板とバルサ材からなる複合木材製という点です。これにより、レーダーに映りにくいという特性を獲得したのみならず、1710馬力のマリーンエンジン2基を備えたハイパワーに軽量な機体重量が組み合わさったことで667.9km/hという高速を誇りました。これは、バトル・オブ・ブリテン時にイギリス空軍最新鋭単発戦闘機だったスピットファイアMark I、Mark IIを上回るスピードです。

 戦闘機タイプは胴体下に20mm機関砲4門と、機首に7.7mm機関銃4挺が搭載され、大火力を誇りました。夜間戦闘機型は、機上レーダーを機首に搭載していました。おもにイギリス本土の防空に当たり、ドイツ軍機600機以上と、飛来してくる多数のV1ミサイルを撃墜したといわれています 。

「モスキート」はイギリス空軍のほか、アメリカ陸軍航空軍や、戦後はベルギー、ノルウェー、イスラエルなどでも使用されました。

【写真】ドイツ空軍Bf110 シートからの眺め

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コメント

2件のコメント

  1. > 土井武夫技師を主務者としてエンジンを実績のあるハ25(海軍の栄エンジンと同型)に換装した結果、1942(昭和17)年に制式採用となったのが同機です。

    ハ102は何処へいった?

  2. そうですな。キ45試作機はハ25への換装で使えそうなレベルになったけど、結局実質別物のキ45改に計画は移行して、発動機はハ102になっていますな。

    二式複戦として採用されたのはこのキ45改の方。

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