乗り間違い注意! 東京「上下線ホームが別の階にある地下駅」 5選 苦心の4駅連続も
やむを得ず上下2層に別れた駅
●桜新町駅(東急田園都市線)、東新宿駅(東京メトロ副都心線)
駒沢大学駅の西隣にある桜新町駅は、中央林間方面が地下2階、渋谷方面が地下3階の2層構造です。1本のホームと線路が壁に挟まれていて、構内はこじんまりとした印象です。
この駅はのりばの奥に壁を隔ててもう1本、急行が追い抜くための通過線があります。合計4本の線路を持つこの駅は、地上道路の幅員にスペースを収めるため、方向別の2層構造となりました。
同様の理由で2層構造となったのが、副都心線の東新宿駅です。こちらは渋谷方面が地下5階、和光市方面が地下6階。桜新町駅とは違い、通過線と待避線が島式ホームを挟む構造となっています。この駅の通過時に車窓に見える電車は、対向列車ではなく、通過待ちの同じ方向の列車なのです。
●根津駅、千駄木駅、西日暮里駅、町屋駅(東京メトロ千代田線)
同様の誕生理由でできた2層構造の駅が、千代田線にもあります。こちらはなんと、4駅連続で2層構造となっている、全国でも極めて珍しい構造です。これは、道灌山通りや不忍通りといった地上道路が、東京下町の昔ながらの住宅地を通過することもあり、建設当時十分な道路幅員がなく、埋設物の影響もあったためです。
●住吉駅(東京メトロ半蔵門線)
半蔵門線の住吉駅は、渋谷方面が地下3階、押上方面が地下4階の2層構造になっています。ところがホームの反対側を見るとそこは壁ではなく、のりばらしきものがあり、格子で封鎖された奥には確かに線路が。時間帯によっては、ここに電車が留まっていることがあります。
実はこれ、住吉駅から南下し、有楽町線の豊洲駅までをむすぶ計画の地下鉄新線「豊住線」が発着するための「のりば予定地」です。半蔵門線と同一ホーム上で乗り換えができるような構造なのですが、その「豊住線」計画はまだ具体化していません。
有楽町線の麹町、銀座一丁目
上下線2段ですが、ホームの配置が千鳥で面白いです。
都営三田線の三田駅
始発駅時代は面倒でした。
こじんまり:誤 → こぢんまり:正
東西線・神楽坂は?
横浜市営地下鉄グリーンラインの高田駅がない、やり直し。
横浜市営地下鉄 ブルーライン関内駅
住吉と同じく分岐構造を考えて二段ですが、こちらは未成に終わったようです。
京王線 調布駅
同じく分岐構造の2段ですね。
銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅
上下2層の元祖でしょうか?
神戸市営地下鉄西神・山手線、県庁前駅。
三宮駅と県庁前駅は2駅連続。
高架・地上になりますが、京成線の日暮里駅と青砥駅、京急線の京急蒲田駅も上が下り線、下が上り線のホームです。