乗り間違い注意! 東京「上下線ホームが別の階にある地下駅」 5選 苦心の4駅連続も
苦心の末生まれた2層構造の駅
●六本木駅(都営地下鉄大江戸線)
大門方面が地下5階、新宿方面が地下7階に位置しています。この新宿方面のホームは国内の地下鉄では最も深い、地下42.3mの深さにあります。
大江戸線は既存の地下鉄や地下構造物を縫うように掘り進められ、さまざまな制約を乗り越えて開業しました。特に六本木駅付近では、地上には繁華街が、地下には埋設物が密集するという制約があり、地上から掘り進める工法が難しいため、シールド工法を採用。そのシールドも特殊な「大円2つ横並び+接続部の上下に小円」という構造の「4心円シールド」が使われました。
メガネ状のトンネル断面の一方が線路、一方がホームに使われています。ビルの基礎や埋設ケーブルなどを避けるため、この「メガネ」が縦並びになる形で六本木駅部を掘進。苦心の末生まれた当駅は、大江戸線では練馬駅につぐ第6位の乗降客数となっています(5万3553人、2020年度)。
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その他、大井町駅(東京臨海高速鉄道りんかい線)、関内駅(横浜市営地下鉄ブルーライン)をはじめ、他の地方でも三宮駅(神戸市営地下鉄西神・山手線)や関目成育駅(大阪メトロ今里筋線)などが、上下線でホーム階の違う2層構造となっています。
【了】
有楽町線の麹町、銀座一丁目
上下線2段ですが、ホームの配置が千鳥で面白いです。
都営三田線の三田駅
始発駅時代は面倒でした。
こじんまり:誤 → こぢんまり:正
東西線・神楽坂は?
横浜市営地下鉄グリーンラインの高田駅がない、やり直し。
横浜市営地下鉄 ブルーライン関内駅
住吉と同じく分岐構造を考えて二段ですが、こちらは未成に終わったようです。
京王線 調布駅
同じく分岐構造の2段ですね。
銀座線・丸ノ内線 赤坂見附駅
上下2層の元祖でしょうか?
神戸市営地下鉄西神・山手線、県庁前駅。
三宮駅と県庁前駅は2駅連続。
高架・地上になりますが、京成線の日暮里駅と青砥駅、京急線の京急蒲田駅も上が下り線、下が上り線のホームです。