普通とどう違う?新鋭機「A350」初投入のJAL「初日の出フライト」 発揮された強みとは
A350での初日の出フライトならではの楽しみ方
「A350-900にはカメラが搭載されており、その画像を個人モニターから見ることができます。ぜひ客室の窓の風景と合わせて楽しんでいただきたいです」(赤坂社長)
JALのA350-900は胴体下部、そして垂直尾翼の2か所に鮮明な画質のカメラがついているのが特徴。全席に設置された個人モニターでその映像を見ることができます。同機による「初日の出フライト」は直接初日の出を窓から見られるのはもちろんのこと、垂直尾翼から機体を見下ろすようなアングルからも、日の出を拝むことができるのです。
なお同便には、JALアスリート社員の戸邉直人選手(陸上)も搭乗。機内では、現行制服姿のCA(客室乗務員)に加え、ブルーの配色が目を引く4代目制服(1967年~1970年)、ドラマでも脚光を浴びた6代目制服(1977年~1987年)、そして2004年から2013年まで採用された9代目制服と、過去デザインのものを着用したCAが乗客をもてなしました。ちなみに年男の赤坂社長によると、「今回の乗員は寅年生まれで編成した」とのことです。
赤坂社長は同便の旅客を搭乗ゲートで見送ったのち、到着時にも出迎えを実施しました。同氏は「まだ新型コロナの状況は油断できませんが、JALの感染対策や清潔性は世界でも受賞歴があります。ぜひ安心して乗っていただければ」とコメントしています。なお、こういった遊覧チャーター系のイベントの申し込み数は好調な状態が続いているそう。同氏は「お客様もなんらかの形で飛行機に乗りたいんだな……というのを感じます」と話します。
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