排泄物入りペットボトルをポイ? トラックのメッカ、路上の散乱ゴミ問題 啓発むなしく

トラックの通行が多い場所では、しばしば路上の散乱ゴミが問題になります。黄色い液体の入ったペットボトルも散乱、その多くは“尿”といわれます。マナーに訴えるものから物理対策まで様々講じても、なかなか減りません。

どんな対策を?

「おかげさまでコンテナターミナルの取扱量が順調に伸びています。ただ、それとともに車両も増え、ゴミも増えてきた印象です。2年ほど前から美化活動を強化してきました」

 こう話すのは川崎港を管理する市港営課の担当者です。東扇島の国道、市道、臨港道路と3者にまたがる管理者間で協議会をつくり、年6回清掃を行っているとのこと。しかし、清掃しても、また同じ場所がゴミで埋まっていく繰り返しのようです。

「茂みなどでモノがかくれる状況だとゴミを捨てやすいようです。そこへさらにゴミが溜まり、捨てられやすくなります」とのこと。このため、剪定をこまめに行い、植栽を短くカットするなどしているといいます。

 さらに、島内に監視カメラを45か所設置し、川崎市のウェブサイトで不法投棄情報を細かく掲載しています。神奈川県トラック協会と情報共有し、悪質な場合は警察へ通報するそうです。

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ゴミのポイ捨てを防止すべく掲出物も至るところに(乗りものニュース編集部撮影)。

 なぜ、ゴミが捨てられるのかを聞いたところ、「コンビニなどで店外のゴミ箱が撤去され、ゴミを捨てにくくなったことが一因では」とのこと。

 他方、トラック業界からは、トラックの運賃に高速道路料金が含まれず、一般道を走らざるを得ないことがあるという産業構造を指摘する人もいます。「必然的に長時間運転となるうえにトラックを停められる場所も少なく、場合によっては、運転席のなかで用を足すようなこともありうる」といいます。とはいえ、ゴミの不法投棄は立派な犯罪。イメージダウンにも直結すると頭を抱えました。

 東扇島では現在、川崎駅側と島をつなぐ新しい橋が建設中で、川崎市港営課は、交通量がさらに増えると予想しています。「今後は長距離ドライバーにもポイ捨て対策の周知を図り、全日本トラック協会との連携強化により九州や北海道などにも発信していきたい」と話しました。

 また、橋の開通を機に、これまで一般車が立ち入れなかったエリアも一部開放される予定です。首都高湾岸線の東扇島出入口などを利用する一般車も増えると考えられます。東扇島の散乱ゴミが、より多くの人の目に触れる日も近づいているのです。

 ちなみに以前、東扇島ではないところで、路上に散乱する尿入りペットボトルをどうしているのか国土交通省の職員に聞いたところ、1本1本、中身を流して処理しているということでした。

【了】

※一部修正しました(3月24日9時12分)。

【マジ勘弁】路上に散乱する“黄金”入りペットボトル 写真で見る

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コメント

6件のコメント

  1. 2023年3月時点?

    未来?

    • ご指摘ありがとうございます。修正いたしました。

  2. これだから

    トラック運転手は、、、

    て言われるんだよ!

  3. うわ、最低😡

    未だにうちの近場のコンビニは外にあるから吸殻いれるやつもいるし、中にゴミ箱あっても平気で捨てる。店員も見てみぬふり。

    ゴミ箱自体撤去すればいい。

    以前工場だらけの道を歩いてたらやはりかなりポイ捨て。人がいないからするのか?

  4. 私は長距離のトラック運転手をやってます。

    ゴミのポイ捨ては同情の余地はないものの、小便入りペットボトルはどうしようもないです。

    なにせ駐車場がありません。東扇島の東端に一応は駐車場が用意はされてありますが、仮にその駐車場だけで今なお路駐している大型車両を全て収容しきれるとは到底思えません。

    行政は駐車場確保したくありません、物流センター等の業者は自前で駐車スペースを用意したくないです、の無い無い尽くしなので、解決するはずがないですね。トラックの路駐が問題視されているところは大体こうです。

  5. 減点、免停で仕事できなくなれば辞めるだろ。

    スピード違反、踏切一時停止違反のように、警官のポイント稼ぎにすればいい。

    カメラと機械学習を組み合わせれば、オービス並に効果出る筈。

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