美女木JCTはどれだけ高いのか 近くの「日本一の高架駅」より高い特異構造 上には上も
地上高「美女木超え」のJCT なぜそんなに高いのか
首都高で最も高いところは、湾岸線の横浜ベイブリッジで、路面の高さは海抜69.2mです。
地上から最も高い場所は定かではないとのことですが、美女木ではないことは確か。たとえば、K1横羽線・K5大黒線・K7横浜北線が交わる生麦JCT(横浜市鶴見区)の最も高いところは、美女木より3m高い約34mだといいます。
ランプが幾重にも重なる生麦JCTで最も高い場所は、最初に開通した横羽線と、2017年に開通した横浜北線をつなぐランプのひとつです。ここに限らず、近年は、高架の道路へさらに高架の道路を通したり接続させたりするため、ランプなどが地上からかなり高い位置に設けられるケースが増えています。
山岳区間でも同様に、谷間を越えるなどで高い位置を通るルートが増えています。高速道路で地上からの高さが日本一とされる東海北陸道の「鷲見橋」(白鳥IC~荘川IC)は、谷間から橋脚が伸びており、橋脚高は上り線が118m、4車線化(2019年)にともない新設された下り線が125mです。
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