旧「鹿児島空港」のいま 移転から半世紀 空港の痕跡は残っているのか? 現地へ行く

現在鹿児島空港は、中心部から少し離れた場所にありますが、かつては中心部にほど近い「鴨池」というところにありました。空港の運用終了から約半世紀、現在はどうなっているのでしょうか。

「鴨池空港」跡地へ行ってみた

 旧鹿児島空港こと「鴨池空港」の南北に伸びていた滑走路跡地は、整然とビルが立ち並んでいます。県庁や県警本部がある大通りは、ちょうど滑走路跡地の端に沿うような形で作られている名残からか、1km以上にわたり、ひたすら直線が続いてます。

 鴨池空港滑走路北端側はかつて小さな湾となっていましたが、運用終了後に埋め立てられ、野球場などができ、対岸と陸続きとなりました。現在、県庁から北に120m程度行ったところに「竣工昭和49年(1974年)」と書かれた、小さな橋がかかっていますが、ここがちょうど鴨池空港滑走路の北端です。

「深い海がある」とされた滑走路南端側は、現在も埋め立ては実施されておらず、陸地の状況は当時のまま。ただ、南端部は現在、緑の芝生が広がる球技場となっていました。

Large 20220621 01
鴨池空港跡地にいる際のカーナビより。地図で見ると、空港跡地らしさがわかる(2022年6月、乗りものニュース編集部撮影)

 一方、空港ターミナルビルや格納庫などの建物は、鴨池空港としての役目を終えたあとも、そのまま別の施設として再利用されたそう。ただ、これらはすでに取り壊されてしまったようです。

 なお、空港ターミナルビルがあった場所には、スーパーを中心とする商業施設「ニシムタ スカイマーケット鴨池店」が建て直され、2015年にオープンしました。店内はほぼごく一般的なスーパーではあるものの、入り口部分などに鴨池空港の写真などが飾ってあるところが、「旧空港跡地を活かした施設」らしいポイントといえるでしょう。なお同店ではその特殊な立地からか、店舗内の撮影が厳格に禁止されているようで、撮影禁止の張り紙が至るところに貼られています。

【了】

【写真特集】さっと見る 旧「鴨池空港」のいま(25枚)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  2. 東京のベッドタウンにできた「道の駅」ウワサ通りの大盛況! 海ないのに「海産物がうまい!」…それこそが人気の秘訣?
  3. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  4. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  1. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  2. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  5. ロシア海軍のステルス艦が「大炎上」 ウクライナの攻撃で撃破される瞬間を捉えた映像が公開