就役間近か? インド初の国産空母「ヴィクラント」最終の海上公試を終了

8月15日の独立記念日に間に合うか?

インド待望の2隻目の空母

 インド海軍は2022年7月10日、初の国産空母「ヴィクラント」が海上公試の第4フェーズ、すなわち海上公試の最終段階を無事終了したと発表しました。

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インド海軍向けの空母「ヴィクラント」(画像:インド海軍)。

「ヴィクラント」はインド南部の都市コーチにあるコーチン造船所リミテッド(CSL)で建造された大型艦で、排水量は4万トン超、全長は262m、最大幅は約62mあります。上部構造物まで含めるとデッキは14あり、区画(コンパートメント)は2300以上、女性専用区画も用意されているとのこと。乗員数は約1700名で、最高速度は28ノット(約52km/h)、航続距離は18ノット(約33.3km/h)の巡航速度で7500海里(約1万3890km)だといいます。

 インド海軍によると、航空機の運用能力も含む艦内の大部分の機器とシステムに関する統合試験が実施され、問題ないことが確認されたそう。

 なお、インド国防省は独立75周年を記念して行われる式典『アザディ・カ・アムリット・マホトサブ』に合わせ、8月22日に就役する予定としています。

【了】

【写真】「ヴィクラント」公試の様子&運用予定のMiG-29K戦闘機

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