台湾周辺の演習に関係か 中国方面から無人機3機が相次ぎ飛来 空自がスクランブル

台湾周辺の緊張関係は沖縄にも。

1機は攻撃も可能な大型の無人機

 防衛省・統合幕僚監部は2022年8月4日(木)午前から夜にかけ、中国の無人機2機が相次いで飛来し、沖縄周辺海域を飛び回ったと発表しました。

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航空自衛隊那覇基地に所在する第9航空団第204飛行隊のF-15J「イーグル」戦闘機。画像はイメージ(画像:統合幕僚監部)。

 当該機はBZK-005偵察型無人機とTB-001偵察/攻撃型無人機で、東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島のあいだを通過して南下したのち、先島諸島の南の太平洋上で旋回・反転し、再び沖縄本島と宮古島のあいだを通過して、東シナ海に至ったとのこと。

 これに対し航空自衛隊は、那覇基地に所在する南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させ対応にあたっています。

 なお説明によると、ほかにも中国機と推定される無人機1機が東シナ海から飛来し、台湾北東沖の公開上空を旋回飛行していていたそうで、こちらも航空自衛隊機によって確認したとしています。

【了】

【沖縄周辺を飛行した無人機の外観&飛行ルート】

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