関越道や東北道「使われていないバス停だらけ」のナゼ 東名や中央道はフル稼働なのに

東名高速や中央道には、本線上に多くのバス停がありますが、関越道や東北道にはほとんどありません。実は施設としては存在するものの、使われていないところばかりなのはなぜでしょうか。近年になり使われるようになったところもあります。

本線上の「管理用施設」それはバス停

 東名高速では「綾瀬バス停」、中央道では「元八王子バス停」など、渋滞ポイントの目安として交通情報などでその名を聞いたことがある人も多いかもしれません。これら高速道路では、本線上にこまめに高速バスの停留所が設けられています。

 ところが、東北道や関越道では、本線脇に停留所用の施設は整備されているものの、実際には使用されていない箇所も少なくありません。本線からの分岐手前に「管理用施設」という標識が設置されているのがそのケースです。関西方面では、中国道には停留所が多い一方、北陸道などで「管理用施設」が目立ちます。

 東北道、関越道などで使われていない停留所用施設が多いのは、道路が開通した時期と関係がありそうです。

Large 20221002 01
関越道の練馬ICからすぐの大泉BS(左)。使われていない(乗りものニュース編集部撮影)。

名神、東名は当初から全てのバス停を使用

 1960年代半ば、名神、東名が開通し、旧・国鉄バスらが高速バスを運行開始した際は、高速道路上の全ての停留所を使用していました。「急行」と呼ばれる各停タイプの便と、「特急」など速達タイプの便が設定され、「急行」は、原則、どの停留所どうしの間でも乗降できるようダイヤが組まれました。

 その後に開通した中央道では、京王帝都電鉄(現・京王バス)らの新宿~富士五湖線が、中央道上野原(山梨県上野原市)までを乗車停留所、上野原から先を降車停留所(上野原は乗降ともに可)と分けることで、東京都内のみといった短距離乗車を受け付けないようにし、座席の予約管理をしやすくしました。

 中央道の延伸で路線数が増え「中央高速バス」としてシリーズ化されると、甲府南IC(甲府市)までの各停留所は甲府線が、そこから岡谷IC(長野県岡谷市)までは諏訪・岡谷線が、その先は伊那・飯田線や松本線が停車する、という風に合理的な住み分けが図られました。

【地図】こんなにある!? 関越道&東北道の使われていないバス停

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 配信停止ください

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス