中国の諜報機関も注目!? 『トップガン』登場の黒い実験機 米エアショーで展示へ

関係者いわく中国の人工衛星も追跡したとか。

ロッキード・マーティンの名門スカンクワークスが製作した“機体”

 2022年10月15日から16日にかけて、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地で公開イベント「エアロスペース・ヴァリー・オープンハウス,エアショー&ステム・エキスポ」が開催されますが、そこに映画『トップガン マーヴェリック』の撮影に使われた架空機「ダークスター」が展示されます。

 これは会場となるエドワーズ空軍基地が、ツイッターやフェイスブックといったSNSを通じて発表したもので、イベント期間中は基地内に設けた展示エリアでほかの航空機と同じように披露される模様です。

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ロッキード・マーティンの名物部門スカンクワークスが協力して製作された「ダークスター」(画像:エアロスペース バリー エアショーの公式Twitter〈@AVAirShow〉より引用)。

「ダークスター」は映画に登場する極超音速テスト機で、劇中ではスクラムジェットエンジンによって最高速度マッハ10で飛行し、トム・クルーズ演じる主人公マーヴェリックに「世界最速のパイロット」という称号を与えました。

 同機は前出したように架空機のため、その性能はあくまでも劇中内の設定です。しかし、映画の制作陣は作品にリアリティーを持たせるために、本物の軍用機開発メーカーであるロッキード・マーティン社のスカンクワークスに協力を依頼しました。

 スカンクワークスは先進的な機体や技術を生み出す開発部門で、世界初の実用ステルス戦闘機F-117「ナイトホーク」や、実用機として世界最速のギネス記録を持つ偵察機SR-71「ブラックバード」など、航空史に残る有名な機体も手掛けた名門部署です。

【エプロンに駐機】すぐにでも飛び立ちそうな雰囲気の架空機「ダークスター」

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コメント

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1件のコメント

  1. 昔あった映画「ステルス」の機体をベースに作った張りぼてじゃないの?