キャラ立ちまくり観光列車「時代の夜明けのものがたり」に乗る 中は“宇宙船”そのワケは

JR四国の観光特急「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」。週末に高知~窪川間を1日1往復します。高知行き「開花の抄」に乗ってみましたが、車両デザインもおもてなしも、高知県らしさにあふれていました。

随所に見られる配慮

 筆者が感心したのは、2両編成なのに共用トイレと女性用トイレが分けられていることです。「女性客が多いので、揺れる車内でお待たせさせないため」の配慮だそうですが、トイレの内装も「宇宙」が広がっているようで、目を見張りました。トイレットペーパーも一般的なものではなく、土佐和紙の技術を生かした透かしのある美しいデザインです。

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2号車車内(2022年9月、安藤昌季撮影)。

 客室内にはカウンターと窓向きテーブルが備えられていました。ほかの「ものがたり列車」との違いはここで、「時代の夜明けのものがたり」ではアテンダントから個別に会計ができません。これはほかの列車が3両編成で7~8名のアテンダント乗務であるのに対し、2両編成で5名乗務のため。フルサービスではない分、少し安いグリーン料金となっています。

 カウンターには地酒を含むアルコール類や「日高村のトマトソースパスタ」「かつおの腹んぼ」など、地域色を感じさせるメニューが並びます。事前予約制の食事も高品質でしたが、予約不要のメニューも豊富で、販売を待つ行列ができるほど。

 先述の通り窓向き座席は「テーブル変形機能」に対応し回転するため、出入りも楽です。「通路幅が規定されている中で座り心地のよい座席とするべく、苦労した」そう。沿線で多数見られる地元の方々のおもてなしにも、手を振り返しやすい配置でした。

 ユニークなのは、窓と窓の間にモニターが備えられていて、そこに前面展望が映し出されることです。1号車にはステージもありますが、そこで催し物がある場合にはその光景も映せます。

【写真】ある意味最もスゴイのはトイレ!? 列車内をチェック!

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