驚愕の仕掛け続々! 福岡のホテルに誕生「新・ANAの部屋」を実見 …でもなぜ福岡?

広い部屋フル活用の「ANAの部屋」その内部へ

●ベッドルーム

 ANAが成田~ホノルル線専用機として導入している総2階建ての超大型旅客機、エアバスA380「フライングホヌ」が全面に打ち出された部屋です。ベッドの上には、この機の画像が大きく掲出されているほか、「フライングホヌ」をモチーフとしたキャラクターのぬいぐるみが各所に設置されています。また、同型機の就航地であるハワイの写真なども飾られています。

●リビングルーム

 こちらでもっとも目立つ展示物は、3人掛けの旅客機用シート。実際にANAのボーイング787に設置されているシートと同じ仕様のものが展示されており、実際に座ることもできます。その横に設置されているテーブルは、ボーイング767の実機のホイールを活用したもの。壁にはANAの機影やコックピットパネルなどが掲げられています。一方で床面はキッズスペースとなっており、家族連れで楽しめる工夫も取り入れられています。

Large 02

拡大画像

一部報道陣に公開された「ANA ROOM FUKUOKA」(2022年12月9日、乗りものニュース編集部撮影)。

●そのほかの部分

 担当者によると玄関→ベッドルーム→リビングルームで、「実際に飛行機に乗る流れをイメージ」したとのことで、玄関部の収納棚の引き戸のなかには、ANAのチェックインカウンターに設置されている、機内持ち込みが可能な手荷物のサイズを測るためのイラストが。ベッドルームとリビングルームを隔てるドアは、飛行機の乗降ドアをイメージしたデザインとなっています。

 浴室の床はANAカラーに張替えられているほか、部屋の窓ガラスには「フライングホヌ」を始めとしたANAの機影も。実機で使用されていたパーツの展示コーナーもあります。また視覚以外でも楽しめる部屋であることも特徴で、室内はANAラウンジで使用しているアロマオイルが香り、ANA機内で流れている音楽も流れています。

※ ※ ※

 担当者が「”隠れANA”があるようなイメージで、細かいところにまでこだわってつくりました」と話すとおり、「ANA ROOM FUKUOKA」には、これ以外にもさまざまなファン向けの工夫が凝らされています。宿泊価格は1名あたり2万4000円から(2名1室利用時)となっており、宿泊者には、宿泊証明書・フライトタグなどのプレゼントもあるそうです。

【了】

【写真特集】あまりに”濃い”ッ!! 福岡の「ANAの部屋」の細部に迫る

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。