無人ステルス戦闘機が初飛行「バイラクタル・クズルエルマ」将来は艦載機にも?

トルコでは艦載機にする構想もあるとか。

飛行速度は亜音速

 トルコのUAS(無人航空機システム)メーカー、バイカル・テクノロジーズは2022年12月14日、開発中の無人戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」が初飛行に成功したと発表しました。

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初飛行したトルコの無人ステルス戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」(画像:バイカル・テクノロジーズ)。

「バイラクタル・クズルエルマ」は全長14.7m、翼幅10m、全高3.3m、最大離陸重量は6000kgという大型のUAV(無人航空機)です。

 機体は主翼の前方に小翼(カナード)を備えた「カナードデルタ翼」と呼ばれる形状で、エンジンは1基、垂直尾翼は2枚あります。

 性能は最大速度1100km/h(マッハ0.9)、巡航速度750km/h(マッハ0.6)、戦闘行動半径930km(機内燃料のみ)、滞空時間5~6時間、実用上昇限度1万4000m(約4万5000フィート)、運用高度1万1000m(約3万5000フィート)。搭載量は1500kgで、AESA(アクティブフェイズド・アレイ)レーダーを搭載するとのこと。

 なお、バイカル・テクノロジーズの公式ウェブサイトでは、短滑走路空母での離着陸も可能と説明しているため、将来的には艦載機として運用されるかもしれません。

【了】

【俯瞰写真も】無人戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」を上から前から

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コメント

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1件のコメント

  1. すごい!中国デザインもパクられるぐらい発展したってことですね。