徳島~淡路島 自転車移動可能に!?「大鳴門橋 自転車道整備」本格設計へ

2026年度までに自転車道の設置を行うとしています。

徳島県が詳細設計を予算盛り込み

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徳島と淡路島をつなぐ大鳴門橋(乗りものニュース編集部撮影)。

 徳島県と兵庫県は2023年度の予算案を発表。その中で、サイクルツーリズムの推進のため、淡路島と徳島をつなぐ「大鳴門橋」へ自転車道を整備していくとし、徳島県は新規事業として自転車道の詳細設計に着手するとしています。

 大鳴門橋は明石海峡大橋に先立って1985(昭和60)年に開通。瀬戸大橋と同じく2層構造で、下層部は将来的に新幹線をふくむ鉄道を想定した形になっていました。

 このスペースを自転車道に活用する動きが活発化したのが昨年。両県の知事が視察し、整備に向けた意思を確認。いよいよ予算案に具体的な事業が盛り込まれたことで、「自転車で行ける淡路島」が実現に向けて動き出します。

 徳島県は基本設計をもとに詳細設計に着手。2023年度予算は1億円で、2026年度までの完成を目指します。兵庫県も2億円を計上し、コース設定などを行っていくとしています。

 ちなみに現時点で自転車で淡路島へ上陸したい場合、明石側からは高速船「淡路ジェノバライン」に、徳島側からは淡路交通の高速バスに、それぞれ積み込んで輸送することが可能となっています。

【了】

【「四国新幹線」の夢のあと 大鳴門橋の「鉄道用スペース」を見る】

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コメント

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1件のコメント

  1. この橋に新幹線が通ることは最早あり得ないのだから、鉄道用スペースに人工地盤を作って
    遊歩道にでもした方が良いのでは。

    新たに本州~淡路島に鉄道橋を造るような余裕は西にも四国にも無いでしょ