大宮駅「大激変」いよいよ加速へ 東武は橋上化 新東西通路も 駅前まるごと再開発

2023年度は構想実現に向け大きく前進か

 この構想が実現すれば、大宮は首都圏の郊外都市から名実ともに「東日本の玄関口」に様変わりすることになります。構想の検討はどこまで進んだのでしょうか?
 
 2023年3月1日(水)に開かれた「大宮GCSまちづくり調整会議」では、現在の検討状況と今後のスケジュールが明らかになりました。そこでは、2023年度にまず「南地区」と「中地区」の再開発事業の都市計画決定を目指すほか、新東西通路については、具体的な整備計画案を作成する目標が示されました。構想策定から約5年が経ち、将来の「青写真」を描く段階から、いよいよ完成形を見据えた開発内容を練り上げる段階となったといえます。
 
 ただ、構想の実現には、かなりの時間を要しそうです。新東西通路の新設や駅舎改良といった工事が線路上での工事となるためです。先述のまちづくり調整会議では、「新東西通路プロジェクトチーム」が同様に線路上での工事となる品川駅北口広場整備工事を視察した際の課題が報告され、「鉄道の工事は夜間しかできない」「夜間も非常に限られた作業時間となり、非常に長い工期が必要」「大規模な機械や施工ヤードが必要」「工事中は鉄道を止めることができないため、施工方法が特殊になる」といったことが確認事項として共有されました。
 
 現時点では、各開発の着工時期が決まっていないため、いつ工事が終わるのか見通しは立っていません。首都圏では、渋谷駅や横浜駅などが、いつまで経っても工事が終わらない「サグラダ・ファミリア」駅として話題を集めましたが、大宮駅もそこに加わることになりそうです。

【了】

【まさに「大激変」! 構想イメージ図を見る】

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コメント

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1件のコメント

  1. 東武さん やっと始動

    東武野田線が延伸し、
    大宮駅~国立埼玉大学~和光市駅で結ばれ、東武東上線の複々線に乗入れ

    やっと、国民の念願でもある、東武全線が一本になる

    横浜国大駅ができたように、国民には国立大学の選択権を広げる権利があり、
    国は税金を投入し国立大学へ交通の利便性を向上させる義務がある