「飛行機雲が見えたら雨降る」は本当か 長~い飛行機雲ができる原因 知れば納得?

飛行機の後ろに細く長く筋をひく「飛行機雲」。飛行機が飛ぶだけでそのような雲ができる理由はひとつではありません、また、どのようなときに出現しやすいのかといった傾向も存在します。

もうひとつの原因は?

 一方、飛行機は飛行する際、主翼の後ろなどに少なからず空気の渦を作るのですが、この渦が部分的に気圧と気温を下げます。このとき空気に含まれる水分が冷やされるため、結果「空気の渦」を原因として飛行機雲が形作られることがあります。原因のふたつ目「飛行機が作る空気の渦」とはこのようなメカニズムで、竜巻が漏斗(ろうと)雲を作るのと同じものでもあります。

 このふたつは複合的に生じることもありますが、後者は翼端や、着陸前などの低速飛行時に、翼の表面積を大きくすることで揚力を保つ動翼「フラップ」を展開したときなどに比較的よく見られる現象とされています。

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上がエアバスA320シリーズ、下がエアバスA380。エンジン数が異なることが見て取れる(乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、飛行機雲は、いつも発生するわけではありません。飛行機の飛行する高さ、上空の気温、湿度、空気の流れなど条件はさまざまあり、いわゆる飛行機雲ではなく「すじ雲」などとも呼ばれる繊維状に散らばった白い雲「巻雲(けんうん)」が発生することもあります。

 巻雲は糸状のものや毛髪状のものなど、形はさまざまで、5000mから1万3000mの高さ(気温がおよそマイナス10度以下)に現れます。この雲が発生する環境が、飛行機雲のそれと重なるのです。

 そして、飛行機雲は、その有無から、その後の天候を予測できるということも広く知られています。飛行機雲が発生しやすいということは、上空に水蒸気が増えているためともいえ、発生したあとの時間は雲の多い天気になる可能性が高いという説が有力です。これは巻雲が広がると雨が近いという経験則(観天望気、気象伝承とも)にも重なります。その一方で、飛行機雲が現れてもすぐに消えるような場合は、上空の湿度が低いと考えられるため、その後の天候は晴れになるという見方もあるようです。

 また、飛行機雲がまっすぐではなくうねっている場合、上空で強い風が吹いていることを示しているともいわれ、急激に天気が変わる可能性があるといった説もあります。

【了】

【写真】見たことある! 飛行機雲ができやすいときの空

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コメント

1件のコメント

  1. 取材が足りない勘違い記事の様なのであえて記すが、灯油1リットル燃焼させると水が1リットル生成される。ジェット燃料の主成分は灯油だ。例えば、B767なら、搭載燃料は70トンくらい。飛行中それだけの水分を放出する。冷えれば雲に。それが最大の要因になっていると思いますが?!で、湿度の高い低いで、飛行機雲の出来やすいとかの話に成って行くんではないですかね?

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