「ザク・バズーカ」は戦艦並み!『ガンダム』世界の実体弾サイズ大きすぎる問題 驚異の推定3000mmも
「ガンダム」用バズーカは口径700mm!
「ガンダム」「ガンタンク」とともに主要メカの一角を占める「ガンキャノン」。この機体の火砲の口径はガンタンクをしのぐ大きさです。
240mm低反動キャノン砲/ザク・バズーカ
「ガンキャノン」の肩に装備されているのが240mm低反動キャノン砲です。設定で「ザクマシンガンに匹敵する連射性能を誇る」という文言がありますが、装弾数は40発程度なので、毎分280発で発射すると8.5秒で弾切れとなる計算です。
この「ガンキャノン」の砲より大口径なのが、「ザクII」のバズーカとして使われているH&L-SB25K/280mmA-Pです。口径は280mm。なお現実世界での280mm砲というと、「ポケット戦艦」として知られるドイツ海軍のドイチュランド級装甲艦が搭載していた52口径280mm砲が有名です。
ジャイアント・バズ/ハイパー・バズーカ
「ザクII」が使用するザク・バズーカ、正式名称H&L-SB25K/280mmA-Pよりも大口径なのが、「ジャイアント・バズ」です。こちらは重モビルスーツ「ドム」の手持ち武器として登場したもので、型式番号GB03K/360mmが示すとおり、口径は360mmもあります。
口径360mmというと、旧日本海軍の伊勢型戦艦などが搭載した35.6cm主砲とほぼ同一といえるでしょう(連邦軍の戦艦用砲弾を流用したという資料もあります)。
なお、「ケンプファー」や「リックドムII」も同一口径のバズーカを装備していますが、サイズはかなり小さく、再設計されたものです。
一方、ライバルの「ガンダム」が使用する似た兵器に「ハイパー・バズーカ」なるものがあります。コチラは型式名「BLASH・XHB-L03/N-STD」といいますが、その口径は270mm、320mm、380mm、700mmと資料によって異なります。
設定画には、口径70cm、弾体の全長3.2mと書かれていますが、兵器のサイズ自体は「ジャイアント・バズ」よりやや小さいくらいです。
ちなみに、「ドム」の派生型である「ドム・トローペン」が用いる「ラテーケン・バズ」は「VAL-RB-T27/880mm」という型式が付与されていますが、この880mmは口径ではなく、砲弾の長さを指すようです。
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