トルコ製UAV「バイラクタル」の整備拠点ウクライナに開設へ 近代化改修や訓練も可能に

バイラクタルを称える歌、覚えていますか?

ウクライナの雇用創出にも貢献

 ウクライナ国防省は2023年7月31日、トルコのUAS(無人航空機システム)メーカー、バイカル・テクノロジーズと、自国内にUAV(ドローン)修理用のサービスセンターを建設することに合意し、協定を締結したと発表しました。

 すでにウクライナは2021年、トルコ政府とのあいだでUAVの操作訓練などを行えるテストセンターを共同で開設するという覚書に署名しており、さらに今年1月には航空宇宙を含むハイテク分野の開発研究に関して、相互協力するという協定も結んでいます。

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バイカル・テクノロジーズが開発した「バイラクタル・クズルエルマ」(画像:バイカル・テクノロジーズ)。

 今回のサービスセンターの建設合意はそれらに基づくもので、ここではメンテナンスや修理、アップデートなどとともに運用要員の教育訓練も行うとしています。

 今回の協定締結に際して、ウクライナ国防省のコスティアンティン・ヴァシュチェンコ事務官は「ドローン整備のための独自拠点がウクライナにできることは極めて重要です。また、このプロジェクトは、ウクライナに雇用を創出します。センターは近日中に開設されるでしょう」と述べています。

【了】

【写真】トルコの独自開発 無人戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」

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