小田急ロマンスカーと名鉄パノラマカーの“中の人”対談 「車体色似てる」質問の答えは

「ロマンスカーミュージアム」で3回に渡って行われた「名鉄・西武・京成×小田急社員による車両開発トークショー」。各社の看板特急について、車両担当者が対談しました。まずは小田急×名鉄から紹介します。

運転士を務めた高橋館長のツッコミが…!

 鈴木氏は「次のロマンスカーに展望席が付きますと断言したいですが、まだ計画はありません。6名の担当者は次のロマンスカーをどうするのか、いつも考えています。当然展望席も検討します。断言はできませんが、期待して頂ければと」と笑顔でした。

 続いて「展望席の課題 空間の作り方」へ。伊室氏は「運転席が2階にあると、天井部分の高さが苦しいので、客室内をゆるい下り坂として、高さを確保しています。冷房が効きにくいので、展望室に冷房装置を設けて、展望室の足元から冷風が出る構造です。現在のような猛暑だと『パノラマカー』の冷房装置では、運転室の冷房能力が不足するかも」と回答。

Large 20230903 01
小田急電鉄の社内報『月刊小田急』の複製(安藤昌季撮影)。

 これを聞いた高橋館長が「『LSE』の運転席は暑かったですね。冷房の効いた客室とのシャッターと運転席の窓も開けて、暑さをしのぎました」と体験談を披露。鈴木氏が「『GSE』では乗務員専用冷房があります」と返しました。

「『VSE』から運転士の帽子デザインを変更して、高さを低くしています。現在では女性運転士も増え、『GSE』では絨毯の毛を低くして、1mm稼ぐようなギリギリの設計で、運転士の体格差に対応しました」(鈴木氏)。

 伊室氏は「パノラマカーでは、乗務員が車両外板の階段を登り、外から運転室に入っていました。『乗務員がお客様の動きを妨げない』配慮でしたが、雨ではちょっと危ない方式でしたね」と苦笑。そして「展望室は事故時でのお客様の安全確保も課題です。パノラマカーではダンパーで衝撃を防ぐ構造でした」と解説。鈴木氏も「小田急もダンパーで安全性を担保しています。『GSE』で、衝突の衝撃をそらす車体を実現しました」と誇らしげでした。

【え…】明かされた名鉄「パノラマカー」デザインの選定

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス