超早朝「品川4:35発」熱海行きの人間模様 東京駅発より早い列車 西への乗り継ぎどう変わる?

関東圏の通勤ラッシュは早い

 熱海行きを待つ乗客は20~30人ほど。筆者は大阪方面を目指すため、体力温存ということでグリーン車に乗車しました。東京5時20分発の列車に乗った時は、早朝でもシーズン時はグリーン車がほぼ満席でしたが、今回の品川4時35分発は誰も乗って来ず、自由に席を選べます。

 8月とはいえまだ外は暗く、夜行列車の雰囲気です。出発直後から空がわずかに明るくなり、寝台特急でまどろみながら朝を迎える感覚を思い出します。

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乗り継ぎ大阪まで向かうので、体力温存ということでグリーン車へ(2023年8月、安藤昌季撮影)。

 最初の停車駅、川崎を目指します。ダイヤは詰まっていないはずですが、90km/h程度に速度を抑えて走ります。4時45分川崎着。ホームでは40人ほどの乗客が待っていました。関東圏の輸送需要がいかに大きいか実感します。

 次の停車駅は4時54分着の横浜駅。60人ほど乗車し、もはや早朝始発列車感は感じられません。5時5分着の戸塚駅では20人ほどが乗車します。ちなみに、品川で先発した横須賀線がやや遅れて到着しますので、乗り換えることもできます。しばらく横須賀線と並走します。

 5時10分大船駅着。70人ほどが乗車します。周囲はすでに明るくなり、日常の東海道本線のような雰囲気に。ただ、グリーン車はガラ空きのままでした。5時15分着の藤沢駅では70~80人ほどが乗ってきて、車窓から見た小田急江ノ島線の新宿行きは、座席がかなり埋まっていました。

 辻堂駅着は5時18分。ここでも60人ほどが乗車します。5時22分茅ケ崎駅着。30人ほど乗車します。東京方面の上り列車にはすでに多くの乗客がおり、座席は全て埋まっているようでした。

 5時31分平塚駅着。早朝ですが、ここで4分停車します。30人ほどが乗車しました。5時35分大磯駅着。15名ほどが乗車します。5時40分二宮駅着。ここでも15名ほどの乗車です。

【こんなの乗れるのか!】品川から大阪までの乗り継ぎ全記録(写真で見る)

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コメント

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1件のコメント

  1. 3ページ目、誤植や誤りが多いです。気付いた点は以下の通り。乗り物ライターならもっと正確に記事を書いて下さい。

    ・ホームライナーの乗車整理券は、現在330円です。310円は消費税5%の時でかなり前の金額です。
    ・熱海駅で接続する下り普通列車は、平日は島田行きですが、土休日は沼津駅止まりです。また、ホームライナーも平日のみなので、記事の通りに接続が出来るのは平日のみとなります。
    ・またホームライナーに乗り換えるのは終点の沼津駅となっていますが、乗る列車が島田行きですから、『途中の沼津駅』が正当です。
    ・静岡駅でホームライナーから乗り換える列車は島田行きとなっていますが、『浜松行き』が正当です。
    ・豊橋駅から乗車する9時50分発の下り列車は、平日は新快速ですが土休日は特別快速です。
    ・米原駅での接続ですが、大垣方面から到着は確かに12時17分ですが、平日も土休日も12時29分発の快速加古川行きに乗れます。そうすると京都駅は13時37分に着くことが出来ます。後続の米原駅12時50分発の新快速は、京都着が13時43分、大阪着が14時13分ですので、記事の時刻は発時刻です。この事から京都駅まではメリットがあります。