都営新宿線「船堀」の再開発計画が前進 高層ビル2棟を建設へ 江戸川区役所の移転も
江戸川区役所に行きやすくなる!
「船堀四丁目地区」再開発が都市計画決定
都営新宿線の船堀駅周辺の再開発計画が前進しました。「船堀四丁目地区第一種市街地再開発事業」に参画している日鉄興和不動産と東京建物は2023年10月10日(火)、事業が東京都江戸川区から都市計画決定の告示を受けたと発表しました。
計画地は船堀駅に近接した区の複合施設「タワーホール船堀」北側の約2.6ヘクタール。この敷地を南北に分けた上で、北側に区役所新庁舎、南側に再開発ビルを一体的に整備する予定です。
庁舎敷地(北棟)の規模は地上21階建て延べ約6万1400平方メートル。民間敷地の規模は地上26階建て延べ約6万400平方メートルで、商業施設、業務施設、共同住宅(約400戸)などが入る見込みです。高さはいずれも約99mとなります。
現在の江戸川区役所本庁舎は鉄道駅から離れた場所にあり、小岩駅や新小岩駅、船堀駅、葛西駅などからバスを利用して訪れるのが一般的です。現庁舎は建築から60年以上が経過して老朽化が進んでおり、機能が複数の建物に分散しているなど、防災や利便性の面でも課題を抱えています。そのため、新たな庁舎を船堀駅の近くの都営住宅跡地に移転整備することになった経緯があります。
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