ながらスマホのミサイルを止めろ! 高速道路で深刻「工事帯に突っ込む車」対策あの手この手

高速道路で工事の規制帯に突っ込む事故が多発しています。道路管理者側も黙ってはいません。あの手この手で注意喚起を与え、被害を軽減しようとしています。

突っ込んでくる大型車を止める!

 さらに、テーパー部の規制内側には、突っ込んでくる大型車も強制的に止めることができるという重量130kgの「とまるぞーII」を設置。これも、てこの原理を活用した搬送装置を自作し、後続側を見ながら運搬ができるように工夫されていました。

 作業員用の装備としては、万が一はねられて地上へ打ち付けられても被害を最小限に食い止められるよう、胸と頸部を瞬時にがっちり固めるエアバッグ内蔵安全チョッキも新開発。このほか作業ヤードおよびその上流に侵入した車両を検知して即座に作業員へ警告する感知システムもつくられていました。

 将来的に、これら安全対策のみならず、ラバーコーンなど規制器材の設置や撤去も極力、機械が行うようになります。また、規制を事前にドライバーへ伝えるシステムのひとつとして、ハイウェイラジオのスマホアプリ版「みちラジ」を通じ、その先で行われる規制の開始や終了の情報をリアルタイムに配信する取り組みも行われています。

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見学会では工事エリアに侵入してくる車両を再現してデモが行われた(乗りものニュース編集部撮影)。

 NEXCO中日本は「ドライバーへの注意喚起」「作業員への注意喚起」「作業員の防護」そして「作業の機械化」という4つの柱で技術開発を進め、これらを「標準の規制作業」として誰でも安全に再現できる体制を構築することを目指しています。

 これと並行して、ながらスマホなどの漫然運転に対するSNSなどを通じた注意喚起もますます強化されています。「前を見て、運転に集中して!!」といった当たり前のことを、声を大にして訴えなければならない状況です。

【了】

【え…】これが「突っ込んでくる大型車を強制的に止める装置」です(写真)

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