唯一の寝台特急「サンライズ」混んでる?空いてる? 乗って確認 プラチナチケットといわれるのは

我が国で唯一、定期運行されている寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」。指定券の確保が困難な人気列車と報じられることも多いですが、実際はどうでしょうか。比較的空いているとされる平日の上り「サンライズ瀬戸」に乗車してみました。

「瀬戸」の乗車率は

 高松駅発車後に車内を巡回して確かめた乗車率は、次の通りでした。

8号車/シングル・シングルツイン:1名(定員21名)

9号車/シングル・シングルツイン:16名(定員26名)

10号車/ソロ:2名(定員20名)

11号車/シングルデラックス・サンライズツイン:14名(定員14名)

12号車/ノビノビ座席・シングル:1名(定員30名)

13号車/シングル(喫煙車):6名(定員26名)

14号車/シングル・シングルツイン:5名(定員21名)

【合計】45名(定員158名。「シングルツイン」は2名乗車と計算)

 この状況は「空いている」といえます。9号車だけにぎわっているのは、おそらくツアーの団体客がいるからでしょう。普段は人気が高い「シングルツイン」も3室しか埋まっていません。7両編成の定員が158名なので、乗車率は28%。順番待ちせずに共用シャワーが使えるのは楽ですが、先行きが心配になります。

 私はB個室寝台「ソロ」で上段を利用しました。階段と寝台と荷物置場だけのシンプルな部屋ですが、頭の位置にコンセントがあるのは、床面積の広い「シングル」より便利です。上段だと、電動車のモーター音も気になりません。車内は整備が行き届いており、25年目の車両とは思えない美しさ。ただ油断すると、寝台から階段に物を落としますので、そそっかしい人は段差のない下段個室がいいかもしれません。

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B個室寝台「ソロ」を利用(安藤昌季撮影)。

 坂出駅、児島駅と停車し、22時23分に岡山駅到着。出雲市駅からの「サンライズ出雲」を待ちます。ここでは「瀬戸」と「出雲」の連結が行われるので、30人近い乗客がホームへ降り見物していました。坂出、児島の両駅で乗っても数人なので、乗客の半数ほどが見学している計算です。「サンライズ」は根強いファンに支えられていることが伝わってきます。

 ちなみに「出雲」に乗車していると、連結後すぐに出発してしまうので、落ち着いて連結風景を楽しめるのは「瀬戸」の強みです。

【売り切れ続出!】これが人気設備「シャワー室」です(写真)

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