能登へ通じる「能越道」「のと里山海道」4日ぶり一部通行止め解除 ただ「能登へ来ないで!」 北部の被害は深刻

半島の「のど」から上はまだまだです。

能登半島へ通じる自動車道が復旧

 国土交通省 富山河川国道事務所と金沢河川国道事務所は2023年1月5日、北陸道方面から能登半島へ通じる国道470号「能越道」の一部区間の通行止めを13時に解除しました。

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能越道の富山・石川県境付近。5日13時に通行止め解除(画像:富山河川国道事務所)。

 能越道は富山県側から能登半島の七尾市方面へ通じる自動車専用道です。元日の地震から通行止めが続いていましたが、高岡IC~七尾城山IC間の40.6kmについて、4日ぶりに通行止めが解除されました。ただし応急復旧のため、50km/hの速度規制が敷かれます。

 14時からは、金沢方面から能登へ通じる「のと里山海道」の柳田IC~徳田大津IC間についても通行止めが解除となりました。

 しかしながら、国土交通省、石川県ともに、一般車両の能登地方への移動を控えて欲しいと呼びかけています。

 今回復旧した区間は、いずれも半島の「喉元」といえるところまでで、そこから北は依然としてのと里山海道の通行止めが続いています。このため、通行可能な並行道路である国道249号へ交通が集中し、緊急車両などの通行に支障をきたしていることから、4日より七尾市以北へ向かう一般車の通行が制限されています。

 能越道では引き続き、七尾城山IC~七尾IC間(3.2km)は通行止めです。のと里山海道については徳田大津IC以北で甚大な被害が確認されています。

【了】

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