ロシア空軍「痛すぎる損失」の影響は?早期警戒機の墜落「ほぼ確実」英国防省
Il-22Mは損傷したものの、近隣の飛行場に着陸したそう。
ロシア空軍の早期警戒機A-50が撃墜される
イギリス国防省は、2024年1月14日にロシア空軍の早期警戒管制機であるA-50がほぼ確実に爆発し、その後アゾフ海西部に墜落したとの分析を明らかにしました。同時に、ロシア空軍の空中指揮機Il-22Mも損傷し、近隣の飛行場に着陸したとしています。
A-50は、目標検知や味方戦闘機の指揮などを主な任務とする重要な機体です。ウクライナ空軍は2024年1月15日(日)、ロシア空軍のA-50とIl-22Mを破壊したと発表していましたが、機体を破壊した手段については明らかにしていません。
イギリス国防省は、ロシアが今後、A-50の運用地域の再検討を迫られる可能性が高いと指摘。ロシア空軍は8機のA-50を保有しており、当面は運用上の影響をカバーできるとしています。ただ、乗組員を失ったこともあり、残っている機体にかかる負荷は増し、長期的な任務の持続可能性が制約される可能性が高いとしています。
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